翻訳と辞書
Words near each other
・ フリードリッヒ・ケルナー
・ フリードリッヒ・コンシリア
・ フリードリッヒ・コールラウシュ
・ フリードリッヒ・ゴットリープ・クロップシュトック
・ フリードリッヒ・ザンデル
・ フリードリッヒ・シェリング
・ フリードリッヒ・シュトラーセ駅
・ フリードリッヒ・シュライアーマッハ
・ フリードリッヒ・シュライエルマッハー
・ フリードリッヒ・シュライエルマッヘル
フリードリッヒ・シュレーゲル
・ フリードリッヒ・シラー
・ フリードリッヒ・ゼルチュルネル
・ フリードリッヒ・ティーティエン
・ フリードリッヒ・ディースターヴェーク
・ フリードリッヒ・デュレンマット
・ フリードリッヒ・ドミン
・ フリードリッヒ・ナウマン
・ フリードリッヒ・ニーチェ
・ フリードリッヒ・ハイエク


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

フリードリッヒ・シュレーゲル : ミニ英和和英辞書
フリードリッヒ・シュレーゲル[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フリードリッヒ・シュレーゲル ( リダイレクト:フリードリヒ・シュレーゲル ) : ウィキペディア日本語版
フリードリヒ・シュレーゲル[ちょうおん]

フリードリヒ・シュレーゲル(, 1772年3月10日 - 1829年1月11日)はドイツ初期ロマン派思想家文芸評論家詩人小説家文学哲学歴史政治宗教を包括する彼の思想の領域は広大であり、特にカトリックへの改宗はその思想内容に大きな謎を与えている。
彼のロマン主義理論と思想研究は、19世紀のドイツ文学界に多大な影響を与えた。
文学者・哲学者・文献学者として知られるアウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲルの弟。2人でシュレーゲル兄弟として知られる。妻のドロテーア・シュレーゲルは、啓蒙思想の哲学者・モーゼス・メンデルスゾーンの娘である。また、兄同様にサンスクリットにも通じており、東洋思想にも理解を示していた。その一方で、セム語族インド=ヨーロッパ語族と比較して審美的ではなく膠着的で機械的であり劣っているという説を述べ、イスラームについては、生命のない空虚な有神論だとした〔エドワード・サイード 『オリエンタリズム』 今沢紀子訳、平凡社ライブラリー 上巻、1993年、第1-2章〕。
== 年譜 ==

* 1772年3月10日プロイセン王国ハノーファールーテル教会牧師の子として生まれる。小さい頃から、シェイクスピア学者である伯父ヨハン・エリアス・シュレーゲルや兄の影響を受けながら育った。ゲッティンゲン大学とライプツィヒ大学で法学の学生として在籍していたが、彼自身は古代文学および美学の研究に専念していた。
* 1797年、『ギリシア人とローマ人』を刊行。
* 1798年、『ギリシア人とローマ人における詩の歴史』刊行。
* 1799年、『ルツィンデ』(小説)執筆。これは自由芸術の問題などのロマン的な事柄に触れた重要な書であるが、告白的文体で書かれたそのスキャンダラスな内容は物議を醸し、彼の詩人としての評価を下げることになる。
* 1800年イェーナ大学私講師として講義『超越論的哲学』を行った。また、当地でロマン主義文学の基本精神を綴った雑誌『アテネーウム』(1798年 - 1800年)にエッセイや箴言などを寄稿・主宰。同誌で理論的・実践的に展開されるイロニーの概念は彼の初期思想のキイワードとなる。イェナは初期ロマン派の牙城となり、文学界・哲学界の双方に影響を与えた。
* 1802年には、パリへ行き、当地では哲学と東洋思想について講義した。
* 1804年からケルン大学で哲学の教鞭を執る。
* 1808年、『インド人の言語と英知』出版、名声を不動のものとする。この頃にローマ・カトリック教会に入信(これは、ロマン主義が理想とした中世カトリックの世界に身を委ねたいという気持ちがあったとも言われている)。その後、フランクフルトウィーンに行き、政治家としても活躍。『歴史』『近代の歴史について』『新しい文学と揮い文学の歴史』雑誌『コンコルディア』などをてがけた。
* 1820年、自身の全集の編纂を手がけ始めた。また、生涯に渡り何度も哲学の講義をした。晩年は、カトリックに深く帰依し、神秘主義的な思想を目指していた。
* 1828年、『生の哲学』執筆、ドレスデン工科大学で哲学の講義を始める。
* 1829年、『歴史の哲学』執筆、1月11日ドレスデンで死去。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フリードリヒ・シュレーゲル」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Karl Wilhelm Friedrich Schlegel 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.