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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
北欧神話において、フリームスルス(。綴りは他にhrímthurs〔''rime giant''「霜の巨人」の意。しかし一般的に ''frost giant''「霜柱の巨人」と翻訳される。〕も)は、、ヨトゥンの独自の種族の一つである。 研究者のハルヴォアセン(Eyvind F. Halvorsen)によれば、巨人の種族ヨトゥン()はスルス()、フリームスルス()、トロール(Troll)、Risiといった名称でも呼ばれるが、これらの名称が根本の異なる巨人族を指していないことは各種資料で示されているいう〔『北欧神話・宇宙論の基礎構造』512頁。〕。また研究者のN. M. ペターセン(Niels M. Petersen)は、北欧神話に登場する巨人族すべての共通の名称は「ヨトゥン」であるが、フリームスルスとヨトゥンを次の理由によって区別すべきとしている。すなわち、フリームスルスはユミルから生まれた種族であるが、ヨトゥンは、ユミルの血によって種族が滅亡したときに唯一生き残ったベルゲルミルとその妻から生まれた種族であるからである。別の研究者は、フリームスルスが海の自然力の象徴であったとし、北欧の人々の意識の中で、本来の巨人であり大地の象徴であるヨトゥンより重きをなさなくなったと考えている〔『北欧神話・宇宙論の基礎構造』513頁。〕。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フリームスルス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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