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フルオレニルメチルオキシカルボニル基 : ミニ英和和英辞書
フルオレニルメチルオキシカルボニル基[き, もとい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カルボニル基 : [かるぼにるき]
 (n) carbonyl group
: [き, もとい]
 【名詞】 1. basis 

フルオレニルメチルオキシカルボニル基 ( リダイレクト:9-フルオレニルメチルオキシカルボニル基 ) : ウィキペディア日本語版
9-フルオレニルメチルオキシカルボニル基[9-]
9-フルオレニルメチルオキシカルボニル基 (9-fluorenylmethyloxycarbonyl group) は有機合成で用いられる、アミノ基保護基の1つ。Fmoc(エフモック)基と略される。1970年代にルイス・カルピノ (Louis A. Carpino) らによって開発された〔Carpino, A. L.; Han, G. Y. "9-Fluorenylmethoxycarbonyl function, a new base-sensitive amino-protecting group". ''J. Am. Chem. Soc.'' 1970, ''92'', 5748–5749. DOI: 10.1021/ja00722a043 .〕〔Carpino, A. L.; Han, G. Y. "9-Fluorenylmethoxycarbonyl amino-protecting group". ''J. Org. Chem.'' 1972, ''37'', 3404–3409. DOI: 10.1021/jo00795a005 .〕。酸性条件などに耐えるが、ピペリジンなどの二級アミンを作用させることで速やかに切断されるというユニークな性質を持つ。この特質を生かし、特にペプチドの固相合成で多用される。
== 選択性 ==
Fmoc基は、Boc基を切断する強酸性条件に対して全く安定であるが、Z基を切断する接触還元条件にはゆっくり切断される。弱塩基性・ヒドリド還元・酸化条件などにはかなり耐えるが、二級アミンの作用で素早く脱保護できる。三級アミンではほとんど切断されない。
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抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「9-フルオレニルメチルオキシカルボニル基」の詳細全文を読む




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