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フルチカゾン : ウィキペディア日本語版
フルチカゾン

フルチカゾン (fluticasone) は、コルチコステロイド剤の一種である。主に気管支喘息アレルギー性鼻炎などの治療に用いられる。

==気管支喘息==
気管支喘息に対しプロピオン酸フルチカゾン(略称 FP)を成分とする吸入剤を、日本ではグラクソ・スミスクラインフルタイドという商品名で、また気管支拡張剤サルメテロールキシナホ酸塩との配合剤をアドエアの商品名で販売している。その後、グラクソ・スミスクラインはフランカルボン酸フルチカゾンを主成分としたレルベアを発売している〔レルベア 、グラクソ・スミスクライン〕。フランカルボン酸エステルは、上記のプロピオン酸エステルよりも効き目が持続し、一日一吸引で効果が得られるのが特徴とされる。
また杏林製薬からも、プロピオン酸フルチカゾンとホルモテロールの合剤であるエアロゾル吸入薬フルティフォームが発売されている。こちらはpMDI製剤であるのが特徴だが、吸入は原則として1日2回に分けて必要である。
吸入ステロイド薬は即効性が無いため、気管支喘息の急性期の症状を抑えるためではなく、毎日定期的に吸入することで、気管支喘息の急性発作や悪化を予防する目的で使用する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フルチカゾン」の詳細全文を読む




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