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フルム・ダンベール : ミニ英和和英辞書
フルム・ダンベール[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フルム・ダンベール : ウィキペディア日本語版
フルム・ダンベール[ちょうおん]

フルム・ダンベール()は、フランスオーヴェルニュ地域圏ピュイ=ド=ドーム県全域およびカンタル県の一部、そして隣接するローヌ=アルプ地域圏ロワール県で生産される、牛乳を原料としたブルーチーズ〔。フルム (Fourme) は「型」を意味する forme が語源で、これはさらにギリシア語の formos, ラテン語の forma を語源とする〔前掲 。〕〔、チーズを意味するフランス語フロマージュ (Fromage) はこのフルムが語源とも言われる。〕。ダンベールは地名のアンベールである〔。「高貴な青カビ」と言われ、日本におけるブルーチーズの嗜好としては「ロックフォールと人気を二分」などと評される。
ちなみに同域には同じくダンベールを冠するクロタン・ダンベール()というチーズもあるが、これはヤギの乳から作られるものであり別物である〔前掲 。〕。
== 歴史 ==
伝説によればガリア人と呼ばれていた人々がすでに製法を見出していたともされるが、著されたのが7世紀または9世紀とされる文献による言及が、確認可能な初出とされる〔。AOCにより名称が固定されるまでは fourme de roche, fourme de pierre sur haute などと呼ばれていた〔。1972年に、製法が同じでかつ立地もフォレ山脈を挟んで東西と近い、東のモンブリゾンで生産されていた〔フルム・ド・モンブリゾン ()と纏めてAOC認定を受けた〔(西側がアンベール)。その後、2002年に個別の名称に分割認定された。
いつの頃か定かではないが、熟成の際には熟成室などではなく、岩のくぼみに置いて熟成させていたという話もある〔。
フェルミエ(農家による完全な自家製〔前掲 。〕)は少なく、2008年現在では工場制が主流になっているという。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フルム・ダンベール」の詳細全文を読む




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