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フレンチ・トリコロール・ハウンド : ミニ英和和英辞書
フレンチ・トリコロール・ハウンド[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フレンチ・トリコロール・ハウンド ( リダイレクト:フランセ・トリコロール ) : ウィキペディア日本語版
フランセ・トリコロール[ちょうおん]
フランセ・トリコロール(英:Francais Tricolor)は、フランス原産のセントハウンド犬種のひとつである。別名はシャン・フランセ・トリコロール(英:Chien Francais Tricolore)、フレンチ・トリコロール・ハウンド(英:French Tricolour Hound)、フレンチ・ハウンド=トリコロール(英:French Hound-Tricolour)など。

== 歴史など ==
フランス原産のセントハウンド犬種のあるグループには、分類に際して多大な混乱を引き起こしているものがある。それは本種フランセ・トリコロールなどのフランス原産のフォックスハウンドタイプの犬種がの属しているフレンチ・ハウンド・グループである。フレンチ・ハウンド・グループには膨大な数の犬がリストアップされているが、どの犬を統合すべきか、独立させるか、或いはサイズによって別の種として区分するのかは専門家や愛好家によって全く統一されることなく数百年存在してきた。しかし、近年になってから世界の純血犬種の公認・保護を行っている国際畜犬団体(FCI)によって暫定的な分類の決着がつけられ、そのうちの数タイプが犬種として独立、犬種として仮公認されるようになった。
いったんフレンチ・ハウンド・グループに関する分類の混乱は沈静化されたが、立て続けにもうひとつの分類に関する混乱が起きている。それはフレンチ・ハウンド・グループの更に内側にあるグループであるアングロ=フレンチ・ハウンドというグループの分類に関することであった。アングロ=フレンチ・ハウンドはフレンチ・ハウンド・グループの中の特定の3犬種を指すグループ名で、これには通常のフレンチ・ハウンド・グループの犬種とは異なり、3つのサイズ階級(大きい順にグラン=アングロ、モワイェン・ヴェヌリー、プティット・ヴェヌリー)があり、3犬種と3階級合わせて9犬種が確認されていた。これらはそれぞれに役割や愛好家が存在していたため急速な統一は行わず、それぞれが犬種として準公認された。ところが、そのアングロ=フレンチ・ハウンドグループの犬種にはフレンチ・ハウンド・グループの犬種と名前が全く同じ、或いは非常に似通った名前で呼ばれていたものが多かったため非常に紛らわしく、結果として愛好家や専門家でさえも誤解をするような事態を引き起こした。この混乱は現在も残っており、専門家によって犬種として見なしているものやタイプとして統一しているものがバラバラになったままになっている。この問題の改善策として各犬種・タイプの更なるスタンダード(犬種基準)強化や改名などが検討されている。尚、FCIは既出の通りフレンチ・ハウンド・グループの暫定区分は行ったが、アングロ=フレンチ・ハウンドの区分や整理は行っていない。
フランセ・トリコロールはイングリッシュ・フォックスハウンドポワトヴァンビリーグラン・ガスコン・サントジョワなどを掛け合わせて作出された。イギリスのフォックスハウンドよりもスタミナ面やパワーを重視した改良が行われた。
主にノロジカイノシシといった大型哺乳類をセントハント(嗅覚猟)するのに用いられる。パックで獲物の臭いを追跡し、発見すると飛び掛って噛み留めを行い主人に止めを刺してもらうか、自らの手で仕留める(主人の命令によりどちらの行動を取るかそのつど変化させる)。手に負えない獲物であっても最後まであきらめずに戦いを挑む。
現在も多くが実猟犬として飼育されていて、ペットとして迎え入れられているものは非常に稀である。原産国フランスではペット用の本種の大半が実猟犬として繁殖されたもののうちのリタイア犬であるとも言われている。もちろんペット用、及びショードッグ用としてブリードされたものもいるが、実猟犬であるという性質上ペットとしては扱いにくく、他犬種に比べるとペットとして飼われているものはとても少ない。原産国以外ではあまり飼育されていない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フランセ・トリコロール」の詳細全文を読む




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