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フーコーのふりこ : よみがなを同じくする語

フーコーの振り子
フーコーの振り子 (小説)
フーコーのふりこ : ミニ英和和英辞書
フーコーのふりこ[ふーこーのふりこ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フーコーのふりこ ( リダイレクト:フーコーの振り子 ) : ウィキペディア日本語版
フーコーの振り子[ふーこーのふりこ]

フーコーの振り子(フーコーのふりこ、フランス語:Pendule de Foucault)は、長い振り子(通常10m以上)の底に質量の大きいおもりをつけたもので、地球自転していることの証明に使用される。レオン・フーコー1851年1月8日パリパンテオンで公開実験を行い、地球の自転を証明した。
== 概要 ==

フーコーの時代、地球の自転は常識となりつつあったが、それを物理的に証明する方法は開発されていなかった。フーコーは、振り子を振れさせると、赤道以外の場所では、地球の自転によって振り子の振動方向がみかけ上少しずつ回転するようにずれていく(北半球では右回りに、南半球では左回りに)はずだと考えた。1851年にまず自宅地下室で2mの振り子を用いて実験を行い、同年2月パリ天文台にて公開実験を行って、成功を収めた。さらにナポレオン3世の厚意により、同年3月から12月にかけてパンテオンにて公開実験が行われた。このとき用いた振り子は、パンテオンの大ドームから全長67mのワイヤーで28kgのおもりを吊るしたものであった。この振り子のオリジナルは、パリのメチエ博物館に保存されている。また公開実験が行われたパンテオン内でも振り子の展示を見ることができる。
フーコーの振り子は、コリオリの力が関係している。このため、この振り子の発明者はフーコーではなくガスパール=ギュスターヴ・コリオリだと言われることがあるが、実際にはコリオリは自身の発見したコリオリの力が地球の自転の証明に使えるとは考えなかった。
フーコーは在野の研究者で、いわゆる職業科学者ではなかったため、公開実験を見た科学者たちは、このような簡単な実験は既に誰かが思いついて行っているはずだと考え、過去の記録をあたったが、そのようなものは存在しなかった。
フーコーの振り子が1周するのに必要な時間は、次の式で表される。この式もフーコーが発見した。
: 1周に必要な時間(日) = 1日/sinθ(ここでθは振り子の場所の緯度)
:: 時間で計算するには、24時間/sinθ
この式が正しいことは、後に他の科学者によって証明された。フーコー自身は式は提示したが証明は行っていない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フーコーの振り子」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Foucault pendulum 」があります。




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