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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュ(Hootie & the Blowfish)は、アメリカ合衆国のロック・バンドで、90年代後半からその名が知られるようになった。もともとは、1986年にサウスカロライナ大学でダリアス・ラッカー、Dean Felber、Jim Sonefeld、Mark Bryanによって結成された。これまでに7枚のスタジオアルバムをリリースしており、16枚のシングルがさまざまなビルボード・シングル・チャートにランクインしている。1994年のデビューアルバム、『Cracked Rear View』は現在1600万枚を売り上げており、これは全米でのアルバム累計売り上げ枚数15位である(アメリカレコード協会の発表による)。 == 略歴 == フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュは1986年に結成された。4人はサウスカロライナ大学の新入生だったときに出会った。Brianは彼らが住んでいた寮のシャワー室で、ラッカーが歌っているのを聞き、彼の歌唱力に惹きつけられた。彼らは、The Wolf Brothersとしてカバー曲の演奏を始めたが、最終的にはBryanのかつての高校のバンド仲間だったFelber、そしてJim Sonefeldと共にフーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュとなった。当初、Brantley Smithがドラマーとして参加していた。彼は教会での音楽活動のためバンドを離れたが、ときどきゲストとして姿を見せることもある(1996年のMTVアンプラグドではチェロを、2008年6月27日テキサス州グリーンのグリーンホールではドラムを演奏した。)。 1991年と1992年に、EP相当のデモテープ2作を自主的にリリース。1993年には自主制作でEP『Kootchypop』を50,000枚リリースした。 彼らのメジャーデビューアルバムは『Cracked Rear View』(1994年)。このアルバムは、「Hold My Hand」(全米10位)、「Let Her Cry」(全米9位)、「Only Wanna Be With You」(全米6位)、「Time」(全米14位) という4つのヒット・シングルを含んでおり、全米で1600万枚の売り上げ枚数と、1995年のベストセラーを記録している。1995年、「Only Wanna Be With You」の中でボブ・ディランの歌詞を不正使用した件について、ディランと和解した。「Only Wanna Be With You」のプロモーション・ビデオには、マイアミ・ドルフィンズのクォーターバックであるダン・マリーノが出演している。 デビューアルバムを発表した翌年の1995年のグラミー賞では最優秀新人賞を受賞。1996年にはセカンドアルバム『Fairweather Johnson』をリリースしたが、その発売前夜にはMTVアンプラグドに出演。セカンドアルバムの売れ行きは順調で、その中の一曲「Old Man and Me」(全米13位)がヒットしたこともあり、全米で400万枚を売り上げた。以降、『Musical Chairs』、『Hootie & the Blowfish』、『Looking for Lucky』と3つのスタジオアルバムをリリースしている。 また、2000年には、コンピレーションアルバム『Scattered, Smothered and Covered』をリリース。このアルバムタイトルは、アメリカ南部で人気がある終日営業のダイナー・チェーンWaffle Houseに対してのリスペクトである。カナダのバンドである54-40のシングルをカバーした「I Go Blind」については、もともとは1995年にリリースされた、テレビ番組フレンズのサウンドトラックに収録された曲であり、『Cracked Rear View』や『Fairweather Johnson』には収録されていないが、それにも関わらず、『Fairweather Johnson』から3枚のシングルがリリースされた後、1997年にラジオから人気が出てヒット曲となった。また、1995年には、レッド・ツェッペリンのトリビュートアルバムである『Encomium』に参加、「Hey Hey What Can I Do」を提供している。「Hey Hey What Can I Do」と「I Go Blind」は後に『Scattered, Smothered and Covered』に収録された。 1996年には、彼ら自身のレーベルであるBreaking Recordsをアトランティックレコードの子会社として立ち上げた。彼らはカロライナ地区のアーティストと契約しようと考えていた。Edwin McCainとCravin' Melonは一時レーベルと提携していたものの、作品は発表しなかった。The Meat Puppets、Jump、Little Children、Treadmill Trackstar、そしてTreehouseは、それぞれ一枚ずつBreaking Recordsレーベルからアルバムを出した。このレーベルは2000年に無くなった。 1998年、Frank WildhornのミュージカルThe Civil Warのコンセプトアルバムに参加。2001年にはジム・キャリーの映画「Me, Myself and Irene」のサウンドトラックの中で、1968年のOrpheusのヒット曲「Can't Find the Time」をカバーした。2008年には、trueAnthemを通じてコンサートの模様をダウンロードできるようにした。2009年にはフーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュを取り扱ったバレエが公演されたが、彼ら自身がそのバレエの中でライブを行っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hootie & the Blowfish 」があります。 スポンサード リンク
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