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フール族 : ミニ英和和英辞書
フール族[ぞく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

フール族 ( リダイレクト:フール人 ) : ウィキペディア日本語版
フール人[―じん]
フール人(―じん、フル語 : fòòrà, フール族フル)は、スーダン西部ダルフールに住む主要民族。ダルフール自体、アラビア語でフール人の故郷/国という意味である。1983年時点の人口は約50万人である〔エスノローグ Ethnologue report for language code:fvr 〕。
黒人系であり、ナイル・サハラ語族に属するフル語 (Fur) を話す。の栽培を中心とした農耕民で多くはムスリムである。近年ではアラビア語を話す者もいる。中世はカネム・ボルヌ帝国の影響下にあったが16世紀には強大なダルフール王国を築いた。現在でも地域では最大の民族である。元々の居住地はマーラ山とシー山、ワジ・サリー、ザリギ周辺であったが、近年は南西部の低地へずれており、一部はチャドにも住む。13世紀以降にダルフールに入ってきた「アラブ系」の牛飼いを生業とするバッガーラとは、マーラ山地の水や牧草地をめぐって争うなど常に緊張状態にあり、2003年にはダルフール紛争に発展した。スーダン解放運動/軍の創設者アブデルワヒド・モハマド・ヌールもフール人である。
フール人はイスラーム的敬虔さで知られており、アフリカ系としての自覚に誇りを持つことでも知られ、1956年以来の「アラブ系」エリートによる支配的が続くスーダンにおいて政府に反発し続ける背景となっている〔Alex de Waal, "Darfur's deep grievances defy all hopes for an easy solution" , opinion article, ''The Observer'' of London, July 25, 2004, accessed September 4, 2007〕。

== 脚註 ==

category:スーダンの民族
category:チャドの民族
category:ダルフール

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フール人」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fur people 」があります。




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