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ブエル(Buer)は、悪魔学における悪魔の一人。 == 概要 == 『ゴエティア』によると、50の軍団を率いる序列10番の地獄の大総裁。 『大奥義書』によると、アガリアレプトの配下にあるという。 太陽が人馬宮にある時に現れ、自然哲学、道徳哲学、論理学や全ての薬草の薬効を教え、全ての弱った人、特に男性を癒し、よい使い魔を与える。 『ゴエティア』では(人馬宮のシンボル)の姿で現れるとされる〔いて座の象徴である弓矢を持つケンタウロスの姿とも解釈される。〕が、コラン・ド・プランシーは『地獄の辞典』においてブエルの姿を「星か車輪のような五本の脚を持ち、自ら転がりつつ前進する」と紹介している。『地獄の辞典』第6版以降のM・L・ブルトンによる挿絵では、ライオンの頭と5本のヤギの足を体の周りに持つ姿で描かれており、今ではその姿の方が有名である。また、ヒトデの姿をした悪魔という説もある。『悪魔の偽王国』ではアスタリスクの姿とされる〔''Pseudomonarchia Daemonum''〕。 ブエルの名前の由来は不明であるが、興味深いことに"Buer"(現ゲルゼンキルヒェン)という古都がドイツのヴェストファーレンにあった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブエル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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