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ブギーポップ : ミニ英和和英辞書
ブギーポップ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ブギーポップ ( リダイレクト:ブギーポップシリーズ ) : ウィキペディア日本語版
ブギーポップシリーズ[ちょうおん]

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ブギーポップシリーズ』は、上遠野浩平による日本のライトノベルシリーズ。第1作『ブギーポップは笑わない』は第4回電撃ゲーム小説大賞受賞作品で、著者のデビュー作でもある。イラストは緒方剛志が担当。
== 概要 ==
"世界の敵"と戦うために一人の少女の中から浮かび上がってくる、ブギーポップと名乗る人格と、様々な夢や、希望や、あきらめや、悩みや、いろいろな思いを持っている少年少女達の物語。「ブギーポップ(不気味な泡)」とは、周囲に異変を察知した時に自動的に人格が浮かび上がってくることを由来とする、同名のキャラクターの自称を指す。
この作品のヒットが『ブラックロッド』(古橋秀之著)によって源流が作られた電撃文庫の個性を形作る流れをより強め、ライトノベルのレーベルの中での電撃文庫の位置づけをより確定的なものにすると共に、ライトノベル界に大きな影響を与えた〔講談社刊 『ファウスト』 2005 SPRING Vol.5 東浩紀 『波状言論』 序文より〕。シリーズ累計発行部数は2010年8月現在で420万部を突破している〔『電撃文庫総合目録2010』〕〔『ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成〈S〉』(創元SF文庫) 〕。
海外アーティスト名を元にしたMPLS能力名の取り方など、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の影響を強く受けており、文章中にもオマージュ的な表現が見受けられる。
作者自身は一作目で『笑わない』は完結しており、その後のシリーズ作品は『笑わない』の姉妹作に当たると説明している〔。
後進に与えた影響も大きく、西尾維新は本作ひいては上遠野浩平の作品が、執筆業を志した決定打であったと度々インタビューで答えている。上遠野との対談の際には、自身のデビュー作である『戯言シリーズ』が本シリーズのオマージュ、『人間シリーズ』が『ビートのディシプリンシリーズ』のオマージュであることを明かしていた〔講談社刊 『ファウスト』 2005 SPRING Vol.5 スーパートークセッション〕。時雨沢恵一は本作を読み、「電撃ゲーム小説大賞(現・電撃小説大賞)」への投稿を決めたと語っているほか、奈須きのこ武内崇とその実兄にある日突然「これがお前のやりたいことだ!」と、本作を見せられて宣言されたと述べている〔講談社刊 『ファウスト』 2005 SPRING Vol.5 スーパートークセッション〕。また、佐藤友哉も強い影響を受けたことが明かされている〔講談社刊 『ファウスト』 2005 SPRING Vol.5 スーパートークセッション〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ブギーポップシリーズ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Boogiepop series 」があります。




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