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ブゼンキャンドルは日本の競走馬。1999年の秋華賞の優勝馬。騎手の安田康彦にGI級競走初勝利をもたらした。2着に入ったクロックワークとともに人気薄で、そのときの馬番連勝複式の配当が中央競馬のGI級競走史上3位の高配当となった。 == 競走馬時代 == 生産者で馬主でもある上田牧場と縁の深い上田三千夫厩舎に入厩し、1998年11月14日の京都競馬場での新馬戦(芝1200m)でデビューを迎えたが6着に敗れた。その後もダートコースの競走では善戦しながらも勝てず、結局初勝利までには5戦を要した。しかし続く500万下条件戦(ダート1400m)でも勝ち、オープンクラス入りを果たしたが、次走のエルフィンステークスでは良い所なく7着に敗れた。 1999年2月の上田の定年に伴い、これも上田牧場と縁の深い松田博資厩舎に移籍。桜花賞トライアルの4歳牝馬特別に出走したが9着となり、その後もオープン特別を2戦したが着外に敗れていた。 しかし、3歳夏に900万下条件に降級後は、勝利こそなかったものの安定して好走し、秋緒戦に格上挑戦で秋華賞トライアル・ローズステークスに出走したところ、直線で追い込んで3着に入り、牝馬三冠最終戦・秋華賞への優先出走権を獲得した。 迎えた秋華賞では、これが本馬初騎乗となる安田康彦を鞍上に迎えた。前走ローズステークスで4着のトゥザヴィクトリーが一番人気に推される混戦模様となったが、その中でもブゼンキャンドルは18頭立ての12番人気という低評価だった。レースは逃げ、先行策を採る馬が人気となったことでハイペースになり、後方16番手からレースを進めたブゼンキャンドルが、最後方に待機していた10番人気のクロックワークと共に、脚の鈍った先行勢を外からまとめて差しきり、大波乱の結果となった。ゴールの瞬間は「今年も荒れたぞ秋華賞」と実況され、馬番連勝複式の払い戻し9万4630円は、GI競走史上3位の配当だった。「今年も」と言われた通りこの前年も万馬券決着となっており、以後秋華賞は「荒れる」レースとしての認識が定着することになった。 一躍GI優勝馬となったが、以後は重賞を4戦して全て二桁着順と低迷する。そして古馬となっての春には障害競走に出走し話題を集めた。もともとブゼンキャンドルは3歳秋で障害転向を予定していたが、ローズステークスの好走と、秋華賞の勝利によって障害入りが遅れる形となっていた。 しかし6月18日に障害初勝利を挙げるまでに4戦を要し、期待ほど飛越が上手でなかった事から夏には平地へ復帰し、その後4戦を消化してエリザベス女王杯11着を最後に競走馬を引退する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブゼンキャンドル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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