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ブタクサハムシ(豚草葉虫:学名 ''Ophraella communa'' LeSage, 1986〔) はハムシ科に分類される北米原産の甲虫の一種。東アジアの一部(日本、台湾、中国)や欧州の一部(イタリア、スイス)では外来種として野生化している。 名前のとおり幼虫・成虫ともに外来植物のブタクサやオオブタクサを主食としてそれらを枯死させることもある。このためブタクサ類の外来種問題に取り組む各国では生物農薬として期待されているが、ヒマワリなどの栽培植物も食べることもあるため、安全な利用に向けて研究が行われている〔〔〔〔。 ==分布== ;在来分布 :北アメリカからメキシコにかけての地域。 ;外来分布 *日本(1996年頃より:本州、四国、九州)〔 *台湾(1996年より:台中ほか。同時期に中国側の金門島でも確認)〔 *中国(2011年より:それ以前から研究用に導入されていたが、2011年に中国本土で野生の外来個体群が初確認された)〔 *欧州(2013年より:イタリア北部〔からスイス南部〔にかけての地域に広く生息しているのが確認された) 日本で最初の報告は大野(1997)〔によるもので、1997年8月に埼玉県朝霞市でブタクサやオオブタクサを食害しているのを発見し、北米原産の ''O. communa'' に同定してブタクサハムシの新和名をつけて報告した。しかし報告はされていなかったものの、実際にはこれより早い1996年にはすでに別の人々によって東京都や神奈川県などで発見されて調査が進められており、関西でも1997年10月には大阪府の枚方市と高槻市で確認され〔、その後は急速に分布を拡大し青森県から鹿児島県にわたる全都府県で確認されるに至った。これらの外来初期の各地の記録は守屋・初宿(2001)〔によって整理報告されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブタクサハムシ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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