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ブッシュバック属 (''Tragelaphus'')は、哺乳綱鯨偶蹄目(クジラ偶蹄目)ウシ科ウシ亜科の属。上にブッシュバック亜科を置くこともある。シタツンガやクーズーをそれぞれシタツンガ属、クーズー属に分ける場合もある。主にアフリカに生息。 == 種類 == === ブッシュバック === ブッシュバックは体高70cm程度の中型の種で、雄は鬣と20cm前後の角を有する。サハラ以南のアフリカ(セネガル、ソマリア、アンゴラ、ケープなど)の森林や藪に主に生息し、白い縦縞の文様などから以下の28亜種が認められている〔ペアトリス・ライデッカーによる。ハルテノースは23亜種とした。〕。 ;カビンダブッシュバック :カビンダからコンゴ川近辺に生息する種で、ブッシュバックのうち、もっとも原始的な種と考えられている。 ;マカラブッシュバック :マカラ付近に分布するブッシュバックで、鮮明な横縞が特徴的な種。 ;カメルーンブッシュバック :カメルーン南部に生息。鬣が他種に比べて長く、明瞭な白い縦縞を持つ。 ;ナイルブッシュバック :スーダン南部、ウガンダ北部などに生息。 ;タナブッシュバック :横縞を持たない種で、エチオピア北部のタナ湖やアトバラ川近辺に分布する。 ;ダイアナブッシュバック :鬣に白毛を持つ種で、タンガニーカ湖沿岸に生息する。 ;セネガルブッシュバック :セネガルに生息する種で、腿に多数の白点を持つ。 ;ソマリブッシュバック :ソマリアに生息する種で、4本から5本の白い横縞を持つ。 ;ケニアブッシュバック :身体に斑紋が無い種で、ケニアの中部および北部に生息する。 ;ダマブッシュバック :ケニア西南のビクトリア湖東部に分布し、白点が並んだ縦縞を持つ。 ;マサイブッシュバック :タンザニアに分布する種で白い縦縞を持たない。 ;ザンビアブッシュバック :6本から8本の横縞を持つ種で、アンゴラ、ザンビア、ボツワナ、ジンバブエなど広域に分布している。 ;リンポポブッシュバック :腿に多数の白点を持つ種で、リンポポ川流域に生息している。 ;ケープブッシュバック :ナミビア、南アフリカ共和国に分布しており、斑紋を持たない種。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブッシュバック属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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