翻訳と辞書
Words near each other
・ ブッシュレンジャー
・ ブッシュレンジャー (2006年生)
・ ブッシュレンジャー (集団)
・ ブッシュロッド・ジョンソン
・ ブッシュワッカーズ
・ ブッシュ・コンパウンド
・ ブッシュ・シリーズ
・ ブッシュ・ジュニア
・ ブッシュ・スタジアム
・ ブッシュ・スタジアム (曖昧さ回避)
ブッシュ・スタジアム2
・ ブッシュ・スタジアムI
・ ブッシュ・スタジアムII
・ ブッシュ・スタジアムIII
・ ブッシュ・タッカー
・ ブッシュ・ドクター
・ ブッシュ・ドクトリン
・ ブッシュ・ド・ノエル
・ ブッシュ・メモリアル・スタジアム
・ ブッシュ主義


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ブッシュ・スタジアム2 ( リダイレクト:ブッシュ・メモリアル・スタジアム ) : ウィキペディア日本語版
ブッシュ・メモリアル・スタジアム

ブッシュ・スタジアムII(''Busch Stadium II'')は、ミズーリ州セントルイスにかつてあった、野球アメフトの兼用スタジアム(1996年より野球専用球場)。MLBセントルイス・カージナルスが閉場まで、NFLセントルイス・カージナルス(現アリゾナ・カージナルス)が1987年まで、セントルイス・ラムズが1995年のシーズンのうちの4試合のみ、ここを本拠地球場にしていた。
MLBカージナルスのオーナーのアンハイザー・オーガスト・ブッシュがセントルイス市に新球場の建設を働きかけ、ダウンタウン再開発計画のランドマークを求めていた市と思惑が一致したため建設が決まった。ブッシュは球場建設費のうち500万ドルを供出した。(アメリカ大統領ブッシュ親子とは関係がない。)
球場のデザインは、アメフト兼用野球場として当時の最先端である1階席を移動式にした円形型となった。しかし、円形のスタジアムは後にクッキーカッターw:en:Cookie cutter stadium=画一的、どれも見た目が一緒)としてファンから嫌われることとなる。そのことを見越してか、最上部の席をぐるりと囲むアーチを連ねた屋根が設置された。セントルイスのシンボルゲートウェイ・アーチのデザインを取り入れることによって、他の球場との差別化を図ったのである。
1970年には、フィールドも天然芝から人工芝になった。
1993年に洪水が発生し、球場も被害を受けた。そのため改修を施し、1階席を固定した。95年にラムズが4試合をここで戦ったあと新球場トランスワールド・ドーム(現エドワード・ジョーンズ・ドーム)に移転すると野球専用球場となり、1996年シーズンからフィールドにも天然芝が復活した。
しかし、球場の老朽化のため2005年シーズン限りで閉場。以前駐車場があった敷地に新しいブッシュ・スタジアムの南側半分が既に完成しており、新球場の北側半分をシーズン前に完成させるため同年11月7日には解体工事が始まり、今は跡形もなくなっている。
== 主要な出来事 ==

=== 野球 ===

* 1966年5月12日、ブレーブス戦で開場。
* 1966年7月12日、オールスターゲーム開催(ナ 2x - 1 ア)。
* 1974年7月17日、ボブ・ギブソンが通算3000奪三振を達成した。
* 1979年8月13日、ルー・ブロックが通算3000安打を達成した。
* 1983年9月23日、スティーブ・カールトンが通算300勝を達成した。
* 1998年9月8日、マーク・マグワイアがシーズン62本塁打のメジャー新記録を達成。その後も記録を伸ばし、9月27日のシーズン最終戦で69、70号を放った。
* 1999年8月5日、マーク・マグワイアが通算500本塁打を達成した。
* 2004年6月20日、レッズケン・グリフィー・ジュニアが通算500本塁打を達成した。
* ワールドシリーズ開催:1967年1968年1982年1985年1987年2004年
 * 2004年のワールドシリーズではレッドソックスが4勝0敗でカージナルスを下し86年ぶりの世界一。バンビーノの呪いから解放された。
* 2005年10月19日、アストロズとのリーグ優勝決定戦第6戦に 1 - 5 で敗れ、2勝4敗で敗退が決定。カージナルスの2005年シーズンが終了し、この球場のラストゲームとなった。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ブッシュ・メモリアル・スタジアム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Busch Memorial Stadium 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.