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ブブゼラ (Vuvuzela) は、南アフリカの楽器。ツワナ語ではレパタタ (lepatata) とも呼ばれる。“ブブセラ”と表記するのは間違い。 == 概要 == 1mほどの長さのあるラッパの一種で、“スタジアム・ホーン” (stadium horn) とも呼ばれるチアホーンの一種である。 現在ではプラスチック製のものがほとんどである。バルブやトーンホールといった音階調整用の機構は持たず、管を巻かないストレート型の単純な構造を持つ(ナチュラルトランペットやナチュラルホルンに近い)。唇に当てて吹くだけで〔ただし未経験者がいきなり吹いても必ず音が出るとは限らず、口の当て方や息の吹き方には一定のテクニックを要する。〕霧笛や象の鳴き声のような単調な、しかし非常に大きな音が出る。 南アフリカのサッカーの試合でよく吹き鳴らされ、試合の終盤になるとサポーターたちは相手チームを倒すべく熱狂的にブブゼラを吹く。南アフリカでは代表戦に限らず、国内の試合でも吹かれる〔footballista、ソルメディア、2010年6月24日号、10頁〕。観客席で吹き鳴らされる多数のブブゼラの響きは、共鳴と共振により虫の大群の羽音のような音をスタジアム全体に響かせる。多数のブブゼラが一度に吹き鳴らされている状態では、会話がままならない事も珍しくない。 2010 FIFAワールドカップでは世界各国のサポーターがブブゼラを吹き鳴らして応援し、スタジアム全体にブブゼラの音が鳴り響く様子はこの大会の象徴的な場面となった。また、テレビ中継等で南アフリカの楽器として紹介され、日本においても広く認知されるところとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブブゼラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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