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ブラインド・デコンボリューション(blind deconvolution)とは逆畳み込みの一種で、画像や音声などの信号処理において、点拡がり関数 (PSF) やインパルス応答が未知な場合に、測定信号から原信号を復元するための方法である。 〔 D. Kundur, D. Hatzinakos, "Blind image deconvolution revisited," IEEE Signal Processing Magazine, Volume 13, Issue 6, pp. 61-63 (1996) 〕 通常の線形または非線形な逆畳み込みは、既知の PSF やインパルス応答を利用するのに対し、 ブライド・デコンボリューションでは、測定信号からそれらを推定する。 ブラインド・デコンボリューションの例としては、SeDDaRA 〔 J. N. Caron, N. M. Namazi, R. L. Lucke, C. J. Rollins, and P. R. Lynn, Jr., "Blind data restoration with an extracted filter function," Optics Letters, Vol. 26, Issue 15, pp. 1164-1166 (2001) 〕 、ケプストラム 〔 S. Subramaniam, A. P. Petropulu, C. Wendt, "Cepstrum-based deconvolution for speech dereverberation," IEEE Transactions on Speech and Audio Processing, Volume: 4, Issue: 5, pp. 392-396 (1996) 〕 、APEX 〔 A. S. Carrasso, "APEX blind deconvolution of color Hubble space telescope imagery and other astronomical data, " Optical Engineering, Vol. 45, 107004 (2006) 〕 がある。ケプストラムと APEX とは、PSF やインパルス応答が特定の形状をもつと仮定し、その幅を推定する。 SeDDaRA は、Self-Deconvolving Data Restoration Algorithm の略で、 信号の劣化を一連の処理によって測定信号自体から得るもの。 いずれの方法も信号ノイズ比が低い画像からは正しい復元が行われない。 == 参考文献 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブラインド・デコンボリューション」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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