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ブラウ・ブロ (BRAW BRO) は、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』に登場する、架空の兵器。 ジオン公国軍の開発したニュータイプ専用モビルアーマー (MA)。 == 機体解説 == フラナガン機関で開発されていたニュータイプ専用MAの第1号機である。開発者の1人シムス・アル・バハロフ中尉の発言によれば、0079年12月初旬でようやく実用化にこぎつけた段階であった。本機は機体本体から有線で制御されるメガ粒子砲塔(連装2基と単装2基)を射出して攻撃可能(オールレンジ攻撃)である。また、機体も3つのブロックからなり、それぞれ独立行動も可能〔ブラウ・ブロ - 機動戦士ガンダム公式Web〕。この分離/合体機能は戦闘用ではなく、被弾時の緊急脱出用であった。さらに劇中未使用だが、右ブロックと左ブロックにジョイントしたエンジン部も切り離せるので、設定上は5つのブロックからなる。塗装は灰色と紫色。 サイコミュ搭載機であり、サイコミュを活用できるニュータイプであれば1名でも操縦・戦闘が可能である。非ニュータイプ数名の搭乗による運用も行える〔。テレビ版第33話に登場したときのコクピットはモビルスーツ (MS) に比べてかなり広く3人以上の座席が確認でき、複数のクルーによって運用される戦闘艦艇や攻撃ヘリコプターのような通常兵器のコンセプトを延長した機体である。また、本機は『機動戦士ガンダム』に登場する全MS・MAの中で最大の重量を誇る、ヘビー級の機動兵器でもある。 本機は実質的には単なる小型艦艇であったが、機体周囲に機動バーニア(砲口にも見える孔)が配されており、ガンダムのビームライフルを回避する機動性能が確保されていた。また、MSの胴体とほぼ同じサイズの各メガ粒子砲塔は艦載砲並に強力で、第39話の戦闘ではガンダムのシールドを一撃で砕き、ガンキャノンの両足をもぎとっている。コントロールとエネルギー伝導ケーブルを兼ねるワイヤーの長さは小説版によると1km。ワイヤレス型攻撃端末よりも到達範囲は狭いが、砲のエネルギーは本体から直接供給され、かつ主機自体に余裕があるために速射性が高く、立て続けに発砲することが可能。その他にも、有線であることからビットと違って敵ニュータイプに思念波を察知されづらく〔小説版3巻での描写。〕、端末が狙撃されにくい〔ジオングの有線ビーム砲はアムロに撃ち落とされており、有線端末とはいえ狙撃されないわけではない。〕との利点もある。 なお、全52話の予定で書かれていたいわゆるトミノメモによると、当初の呼称はゲルググ(ただしMAではなくMS)であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブラウ・ブロ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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