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ブラグ()は、トランプを使ったイギリスのゲームである。手札は3枚で、ルールはポーカーによく似ており、ポーカーの起源のひとつと考えられることもある。 16世紀からある古いゲームだが、イギリスでは現在も普通に競技されている。1981年のワディントン社の調査ではイギリスでラミー・ホイスト・ポントゥーン(ブラックジャック)についで4番目に多く行われているゲームだった〔Parlett (1991) p.3〕。 インドでもほぼ同じゲームがティーン・パッティー( 3枚のカード)という名で競技されている(英語版記事)。 ==歴史== ブラグとは「自慢する」という意味で、自分の手を実際よりよいものに見せかけることを言う。ポーカーでいうブラフに相当する。 ブラグに類似するいくつかのゲームがヨーロッパ各地で古くから行われていたことが知られている。ポッヘンは5枚の手札で3つのミニゲームを行うが、その2番目の部分がブラグと同様に役を作るものだった。プリメーロ (primero) は4枚の手札で役を作るもので、またフランスのブルラン (brelan) は3枚の手札に加えて全競技者に共通の1枚のカードを利用して役を作るゲームであった。 ブラグは16世紀のポスト (Post) というゲームから発展したものである〔Parlett (1991) p.102〕。このゲームはポッヘンと同じように3つのミニゲームからなり、第1が1枚のカードの大小を争うもの、第2が3枚のカードのうち同じランク2枚または3枚の組があると役になるもの、第3がカードのランクの合計を31に近づけるものだった。19世紀にこのうち第2の部分が独立し、役の種類も増加した。 ブラグはしばしばポーカーの起源とされるが、パーレットによるとそうではなく、共通の起源をもつ従兄弟同士の関係にある。ブラグが現在のような形式になったのはむしろ逆にポーカーに影響されたのかもしれないという〔Parlett (1991) p.104〕。ただし、ポーカーのドロー(一部のカードを山札と交換して手を改良する)の概念はブラグの影響であるという〔Parlett's Historic Card Games : Poker 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブラグ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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