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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ブラザーコンプレックスとは、男兄弟に対して強い愛着・執着を持つ状態を言う。俗に「ブラコン」とも略され、この場合、男兄弟に対して強い愛着・執着を持つ兄弟姉妹自体に対しても使われる。 == 概説 == ブラザーコンプレックスという用語は、もともとはフェティシズムの俗語であったが、分析心理学的にフェティシズムとコンプレックスが関連した概念であったため、コンプレックスという用語で一般化した。ただし、心理学用語として正式に認められた用語ではない。対象が姉妹である場合はシスターコンプレックスという。 一般的にブラザーコンプレックスは、「兄もしくは弟に対する恋愛的感情」や「自分のものにしたい独占欲」のある姉妹、と言う図式で捉えられる〔『用例でわかる カタカナ新語辞典 第3版』学研辞典編集部,学習研究社,2011年7月,563ページ ISBN 978-4053032645〕。ブラザーコンプレックスの女性にとって兄や弟は性的な憧憬とも重なって理想化されたイマーゴとなり、自身の人生に親以上の影響力がある場合がある。例えば、兄と共通点や似たところがある恋人や配偶者を選んでいたりすることなどである〔『きょうだいコンプレックス』岡田尊司,幻冬舎,2015年9月,173-174ページ ISBN 978-4344983915〕。マイナスイメージを伴うこともあり、中でも、妹の立場にあって「自分のわがままを最大限受け入れてくれる兄」や、姉の立場にあって「自由自在かつ都合好いように扱える弟」という場合が近年にはしばしば見られ、姉妹を持つ男性(妹を持つ兄、姉を持つ弟)には、女性観に関してネガティブ化してきている傾向が高くなっているだけになおさらである。一方、男兄弟(男同士の兄弟)の間の強い絆(兄弟ながら男同士として強い愛着を保つ兄と弟。バンド・オブ・ブラザーズ)には、「兄を慕う弟」「弟想いの兄」として、わりあい肯定的に見られることが多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブラザーコンプレックス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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