|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『ブラザーズ・イン・アームス』(Brothers in Arms)は、イギリスのロック・バンド、ダイアー・ストレイツが1985年に発表した、5作目のスタジオ・アルバム。ライヴ・アルバム『アルケミィ〜ダイアー・ストレイツ・ライヴ』(1984年)を挟んで発表された、3年振りのスタジオ・アルバムである。ダイアー・ストレイツにとって最大のヒット作であり、全世界での売り上げは3千万枚を超えている〔BBC NEWS | Entertainment | Mark Knopfler hurt in crash 〕。 == 背景 == レコーディングはモントセラトのAir Studiosで行われ、ニューヨークのパワー・ステーションでミキシングが行われた〔。ダイアー・ストレイツの中心人物であるマーク・ノップラーと、ニール・ドーフスマンが共同でプロデュースしており、ドーフスマンはエンジニアも兼任した〔。本作ではガイ・フレッチャーが新メンバーとして迎えられており〔Dire Straits - Music Biography, Credits and Discography 〕、また、「マネー・フォー・ナッシング」にはスティングがゲスト参加した。 アルバムのクレジットでは、ウェザー・リポート等で活動していたオマー・ハキムと、当時ダイアー・ストレイツの正式メンバーであったテリー・ウィリアムズの2名がドラマーとして記載されている。ただし、『Sound on Sound』誌の2006年5月号に掲載された記事「CLASSIC TRACKS: Dire Straits 'Money for Nothing'」によれば、共同プロデューサーのドーフスマンは「彼(ウィリアムズ)は偉大なドラマーだが、彼のスタイルはストレート・アヘッドなロックン・ロールで、オマーのよりポリリズム的なスタイルの方がマーク(・ノップラー)の進めていた方向性に合っていた」「多くの異なるスタイルに精通したドラマーが必要だった」と語っており、「マネー・フォー・ナッシング」のイントロのスネアドラムとトムトムはウィリアムズの演奏だが、殆どのパートはハキムの演奏が採用された〔CLASSIC TRACKS: Dire Straits 'Money for Nothing' - soundonsound.com - by Richard Buskin - 2012年6月19日閲覧〕。モントセラトに呼ばれたハキムは、わずか2日半ほどで全曲のドラム・パートを録り終えている〔。なお、ハキムの起用が決定する前、ノップラーはアンディ・ニューマークやピーター・アースキンといったドラマーを候補に挙げていたという〔。 収録曲「ウォーク・オブ・ライフ」は、ドーフスマンの意見によりアルバムから外すことも検討されたが、バンド側の意見が通って本作に収録された〔日本盤再発CD(UICY-6604)ライナーノーツ(Robert Sandall)〕。最終的には、「ウォーク・オブ・ライフ」は本作からの第4弾シングルとしてもリリースされている。 ちなみに、世界初のフル・デジタル・レコーディングされたこのアルバムは、製作過程においてプロデューサーである(エンジニアも兼任)ニール・ドーフスマンの得意技とも言える「フル・デジタル・レコーディング」が施されている(当時は「コストがかかりすぎる」と言う事で敬遠されがちだった)。マスタリングなどは全てデジタル機材にて行われており、録音もデジタルトラックを使用している。同じドーフスマンプロデュースであるスティングの『ナッシング・ライク・ザ・サン』(1987年、全英1位)も、フル・デジタル・レコーディングである。このアルバム収録の「マネー・フォー・ナッシング」もマーク・ノップラーとスティングの共作曲であり、ボーカルで参加している。 本作はLP、カセット、CDの形態でリリースされたが、カセットおよびCDは、大半の曲がLPより1分以上長いヴァージョンとなっている〔Dire Straits - Brother In Arms at Discogs 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブラザーズ・イン・アームス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|