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ブラックタキシード (''Black Tuxedo'') は日本の競走馬。おもな勝ち鞍は1999年のセントライト記念など。引退後は種牡馬として地方競馬を中心に活躍馬を輩出している。サラブレッドとしてはめずらしい青毛という毛色を持つ馬でもある。 == 経歴 == 父サンデーサイレンス、母は未勝利馬ながらストームキャット産駒という血統背景から注目を集めていたが、気性の悪さもあって順調に勝ち上がれず、4戦目にはレース中に故障を発生し競走中止、故障からの休養明け、4歳初戦の未勝利戦では最下位と、デビューしてからしばらくは多難だった。6戦目でようやく初勝利を挙げると、500万下条件戦で3着となった後、オープン戦のベンジャミンステークスに出走。ここで圧倒的1番人気に推されていたフラワーカップ優勝馬サヤカを破って優勝し、オープンに昇格した。続いて出走したプリンシパルステークスも連勝し、東京優駿(日本ダービー)への出走権を獲得。ダービーでは6番人気で、関東馬最先着となる5着となった。 夏場の休養を経た秋は、菊花賞へのトライアル競走・セントライト記念に出走。1番人気に応えて優勝し、重賞制覇を果たした。 しかし菊花賞は14着と大敗。さらにその後、脚部不安を生じて長期休養を余儀なくされた。1年半の休養を経て復帰したが大敗を繰り返し、復帰後4戦目のエプソムカップの競走中、右前脚の浅屈腱を断裂し競走能力を喪失。競走馬引退となった。 競走馬引退後は良血を買われてブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入りし、安価な種付け料も手伝って2年目まで100頭以上の繁殖牝馬を集めた。2010年にイーストスタッドへ移動したが、種付けシーズン終了後に再びブリーダーズスタリオンステーションに戻っている。産駒の多くは地方競馬で走っているが、2005年には地方の新種牡馬ランキングで1位となり、ダートグレード競走で活躍する兵庫のチャンストウライや東京2歳優駿牝馬の優勝馬ブラックムーンなどを輩出している。2003年からはシャトル種牡馬としてニュージーランドでも種付けを行っている。2012年からは前川義則牧場で種牡馬生活を送ることになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブラックタキシード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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