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ブラッシア属 ''Brassia'' は、ラン科の属の一つ。オンシジウムに近縁なもので、萼片と側花弁が細長く伸びるものが多いので、その形からスパイダーオーキッド(蜘蛛のラン)と呼ばれる。 == 特徴 == 多年生草本で常緑性〔唐沢監修(1996)p.55〕。偽鱗茎は一節のみが大きく膨らみ、その基部に二対以上の鞘葉がある。また先端からは普通は二枚の葉が伸びる。葉は線形から楕円状披針形、長楕円形。 花茎は偽鱗茎の基部にある鞘葉の隙間から出て、直立、または弓状に伸び〔土橋(1993)p.253〕、総状、または円錐状に多数の花をつける。花は花弁や萼が平らに開き、縦長の形。萼片と側花弁は細長く、先端は尖り、形は似ているが、花弁の方がやや短い。唇弁は平らで短く、その基部には二本かそれ以上の数の縦畝がある。蕊柱には翼や脚部が無く、花粉塊は蝋質で二個からなる。 花色は緑や黄色が多いが、赤褐色の虎斑などの色を乗せるものもあり、また、よい香りを持つ主も多い〔ガーデンライフ編(1969)p.180〕。 学名は18-19世紀の植物画家であったイギリス人のウィリアム・ブラス William Brass に献名されたものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブラッシア」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Brassia 」があります。 スポンサード リンク
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