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ブラッスリー・リップ : ミニ英和和英辞書
ブラッスリー・リップ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ブラッスリー・リップ ( リダイレクト:リップ (ブラッスリー) ) : ウィキペディア日本語版
リップ (ブラッスリー)[ちょうおん]

リップ ()とはフランスパリ6区サン=ジェルマン=デ=プレにある老舗のブラッスリーセレブ向けという評価とともに、スノッブも集まる店という。いわゆる行列が出来る店であり〔、有名人であっても並ばなくてはならない〔。予約は受け付けていない〔。
== 歴史 ==
1870年からの普仏戦争を契機にアルザス=ロレーヌ地方からパリに移住したレオナルド・リップが1880年この地に創設した店を前身とする〔〔 ではこの人物を指して「リップマン」と記載。〕。店名は故郷を懐かしんで Bords du Rhin 「ライン川岸のブラッスリー」とした〔。店名の日本語訳は同頁による。「ライン河畔」の訳もあり。〕。テーブル数は10という小規模店ながら、シュークルート(後述)ビールを提供する人気のブラッスリーとなった〔。
1918年にはラギオール出身のマルセラン・カゼスに事業は譲渡されたがメニューは変更せず営業を継続した〔〔 ではこの人物を指してマルスラン・カーズと記載。〕。顧客はさらに増加し手狭になったので1925年には店舗の面積を2倍に拡張した〔。ヴィユ・コロンビエ劇場の一座や、小説家、さらには政治家たちがリップを支える常連となっていったのである〔。
1934年にとある常連客が、リップが主宰する文学賞の創設を提案し、マルセラン・カゼスはそれを受け入れカゼス賞またはリップ賞などと訳される Prix Cazes Brasserie Lipp を創設した。これは1935年を最初の年として2013年現在も継続しており、他で受賞歴がない作家を対象としている。
第二次世界大戦パリ占領下においては占領軍に協力的な態度は取らず、1944年8月25日のパリ開放においては顧客にシャンパンをふるまったという〔。その後、1955年にマルセラン・カゼスは子息のロジェに店を譲った。
1960年のクロエのファッションショーや1983年のイヴ・モンタン主演映画『ギャルソン!』ではリップが舞台として使用された〔。
その後、経営母体は変化したが2014年現在も営業中である〔

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リップ (ブラッスリー)」の詳細全文を読む




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