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ブラジキニン (bradykinin, BK) はノナペプチドで、血圧降下作用を持つ生理活性物質の一種。キニノーゲンから血漿カリクレインやトリプシンによって作られる。構造はArg-Pro-Pro-Gly-Phe-Ser-Pro-Phe-Arg-OH。肺に存在するキニナーゼにより分解される。カリジンとともにプラスマキニン(血漿キニン、単にキニンとも)に分類される。ヘビの毒の一種はキニノーゲンからブラジキニンを作り出す酵素を持ち、それにより動物の血圧を下げる。降圧作用のほかに、神経細胞に作用して痛みを感じさせる物質でもある。また、炎症の発生にも関与しているなど多彩な作用を有する。発痛作用はPGE2により増強される。 == 関連項目 == *カリクレイン-キニン系 *発痛物質 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブラジキニン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bradykinin 」があります。 スポンサード リンク
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