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ブリチラは、パンチラと同様に男性下着であるブリーフやビキニブリーフが半ズボンや短パンの裾から垣間見える現象を意味する。男性下着のブリーフとチラリズムを合成した俗語である。女性下着を対象としたたパンチラの対義語にあたる。 == 概要 == ブリチラはチラリズムの一種である。女性用下着のパンチラ同様、男性用下着であるブリーフやビキニブリーフを対象としたブリーフとチラリズムを合成した俗語である。チラリズムも元々、1951年(昭和26年)の流行語であり、女優の浅香光代が舞台での立ち回りの際に太股をチラリと見せたことから発生した俗語である。 チラリズムは「ちょっとだけ見えることから、気付かれていなかった欲求を励起し、想像力がかき立てられる」といった効果を引き起こすものである。広告・演出手法で言うとティーザー(teaser・焦らし)が該当する。「意識してもろに見せる」のではなく、「見せるつもりはないが、何らかの事情でちょっとだけ見えてしまった」ものを意味する。特に、性的なチラリズムは、心理的に見られた当人に隠すべき身体の秘部を他人に晒してしまった羞恥心を発生させ、目撃者は一種の優越感や特権を得られた気分を有することで満足感が高まることである。 ブリチラは概ね、半ズボンや短パン裾からブリーフが垣間見える状態を指す。陰部を覆う下着であるブリーフは半ズボンや短パンの裾から垣間見えると、絶対領域の太股から鼠蹊部までの肌が露出しており、陰部に密着していることからモッコリ感があり、しかも陰部の形状が生地を通じて浮かび上がっているように見えることでチラリズムとしての注目度は高い反面、トランクスでは陰部が直接見えてしまうこともあるのでチラリズムは励起させず、想像力をかき立てられないことから「トラチラ」などの俗語は一般化していない。他に男性下着のチラリズムの俗語に、着物の裾から越中褌や祭り等で半纏の裾から六尺褌が垣間見える「フンチラ」なる俗語も存在し、時代劇における人気俳優のフンチラは番組の視聴率を左右する場合もある。 ブリチラという俗語を対象とする男性は主として若い男性、大概は半ズボンを着用する少年や短パンを着用する男性スポーツ選手を対象に用いられ、中高年以上の男性にブリチラの俗語が用いられることは希である。これは近年、ブリーフやビキニブリーフが青少年の間でトランクスやボクサーブリーフ人気に押されてブリーフやビキニブリーフを着用する青少年が減少している反面、中高年ではまだブリーフ着用者が多いことによる希少価値によるものや、ブリチラが起こりやすい丈の短い半ズボンや短パンの着用が青少年に多い露出機会の多寡によるものの他に、体型が崩れて性的魅力を失った既婚者の多い中高年のブリチラでは羞恥心を失った中高年のだらしない格好によるもので、ブリチラの価値に値しないものとの判断されているからである。これはパンチラでも若い女性を対象として用いられているものと同じ理由でもある。 ブリチラもパンチラ同様に盗撮などの過激な行動に走れば、相手のプライバシーを侵害する窃視や出歯亀行為に相当して性犯罪が成立する行為である。また、対象が被害を訴え難い少年であると、児童ポルノに該当する場合もあり得る。 チラリどころではなく、モロに下着が見えてしまっているような状況を「モロパン」や「パンモロ」などと呼ぶ場合がある。ズボンから下着がはみ出して見える状態は「ハミパン」を指し、下着から男性器がはみ出して見える状態を「ハミキン」や「ハミチン」、「ヨコチン」と呼び、性器が丸出しで見える状態を「モロダシ」と呼ぶ俗語が定着している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブリチラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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