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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ブリティッシュ・ショートヘア(British Shorthair)は、イギリスにその起源を有する、猫の一品種。自然発生種に類され〔世界の猫カタログ,頁51:ブリティッシュショートヘアー>DATA/歴史/特徴と性格〕、ブリテンの地に源流を有する数多の猫種のなかでも最古のそれであるものと目されている〔キャット・ファンシアーズ・アソシエーション:品種概要>ブリティッシュショートヘア 〕。 殊にこの品種のブルー〔灰色〕の毛色はこの品種―ブリティッシュショートヘアの「永遠の傑作」とも言われ、これの持ち主は特に「ブリティッシュブルー」の呼び名を持つことがある〔新猫種大図鑑,頁112:イエネコの種類>短毛種>ブリティッシュ・ショートヘア〕。 ==来歴== 2世紀にブリテン島を侵略したローマ人らは、その折に農耕をもたらすと同時に、それに係るネズミ対策のためにこの地に猫を持ち込んだ。やがてそのローマ人らが引き揚げてのちに隔絶状態に入ったこの島でそれら猫らの揺籃が進行することとなった〔世界のネコたち,頁65:ネコたちのプロフィール>ブリティッシュ・ショートヘア〕。 こうして繁殖した猫らの子孫と伝えられるこの品種―ブリティッシュショートヘアは、1800年代には既にその存在を知られていた〔gooペット:ブリティッシュ・ショートヘアー セミコビー 猫図鑑 〕。 その創出の直接の起源にあたる時期は1880年代で、当時のイギリスの地に生息していた野良猫や飼い猫などの雑多な猫らを交配したうえで生み出された〔。 1871年にロンドンで世界初のキャットショー〔猫展覧会〕が開催された折には、この品種も出陳されるに至り数多の優秀賞を獲得〔。 1890年代になると地元イギリスで一猫種としての公認を獲得した〔。 20世紀の中頃―第二次世界大戦の時期には食料不足を原因として絶滅の危機に瀕し、まさしく絶滅寸前という状況にまで差し掛かったものの、時の繁殖家らの尽力によって、この品種の最近似型と見做されたペルシャとの交配計画が始動。これによって血統の断絶は回避され、更にはこの外部交配によってそれまでに無かった毛色と体型が誕生したのであった〔世界のネコたち,頁66:ネコたちのプロフィール>ブリティッシュ・ショートヘア〕。 時も下って1970年代に入ると、米国の地へと持ち込まれそこで瞬く間に人気の猫種へ〔。 1980年代になるとその米国で幅広い公認を受けた〔。 21世紀に入ってからというもの多様な東洋の猫種―いわゆるオリエンタル種との異種交配の試みが活発化し、それまでに存在しなかった様々な新色の作出が見られるようになった〔新猫種大図鑑,頁114:イエネコの種類>短毛種>新しい色のブリティッシュ・ショートヘア〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブリティッシュショートヘア」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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