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ブルガリアの国章(ブルガリアのこくしょう)は1997年に採用されている。この国章は、共産主義政権による統治が終わった1990年代初頭から使われ始めていた。当時、国章に何を取り入れるかということについて、ブルガリア政府内では大きな論争があった。 紋章には、ライオンが描かれた盾をサポーターとして支えている二匹のライオンが描かれている。盾の上にあるのは、ブルガリアの皇帝イヴァン・アセン2世の冠である。盾の下には国の標語『団結は強さを生み出す』がブルガリア語で書かれている。ライオンの足元にあるコンパートメントは、緑の葉と黄色い実をつけた、二本の交差したオークの枝である。 三匹のライオンはそれぞれ、歴史的にも重要な地域である、トラキア、モエシア、マケドニアを象徴している。ライオンは、ソビエト連邦の国章の影響が強かった共産主義時代にも、ブルガリアの国章の中に取り入れられていた。 == 過去の国章 == ; 大ブルガリア公国及びブルガリア王国時代の国章 Bulgaria,Principality 1879-86.jpg|大ブルガリア公国の国章。 Coat of Arms of Bulgaria (1881-1927).png|大ブルガリア公国の国章。1927年までブルガリア王国の国章でもあった。 Coat of arms of Bulgaria (1927-1946).svg|1927年に制定されたブルガリア王国の国章。 ; ブルガリア人民共和国時代の国章 Coat of arms of People's Republic of Bulgaria (1946-1948).svg|1946年に制定された国章。王国時代の国章から冠が除去されている。 Coat of arms of Bulgaria (1948).svg|1948年に暫定的に制定された国章。 Coat of arms of Bulgaria (1948-1968).svg|1948年から1968年までの国章。 Coat of arms of Bulgaria (1968-1971).svg|1968年から1971年までの国章。 Coat of arms of Bulgaria (1971-1990).svg|1971年から1990年の共産主義体制終焉までの国章。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブルガリアの国章」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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