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ブルザ級駆逐艦(ポーランド語:)は、ポーランド海軍がフランスより購入した駆逐艦の艦級()で2隻が就役した。'')は、ポーランド海軍がフランスより購入した駆逐艦の艦級()で2隻が就役した。 == 建造までの経緯 == 第一次世界大戦後、ポーランド軍は西方のかつての大国ドイツや東方のソビエト連邦へ対抗するべく列強からの援助を得て陸軍は騎兵隊や装甲列車、空軍は国産の戦闘機や爆撃機など数は少ないものの優れた戦力を揃えつつあった。しかし、海上戦力では未だ発展途上の段階で、ヴェルサイユ条約の軍備制限条項によってかつてのドイツ帝国海軍(Kaiserliche Marine)とは比較にならないほど弱体化させられたワイマール・ドイツ海軍(Reichsmarine)とは言え、準弩級戦艦2隻に巡洋艦6隻と旧式駆逐艦10数隻の陣容は依然としてポーランド海軍にとっては脅威であった。 第一次大戦後にフランスと交わした同盟規約には、フランス海軍は巡洋艦戦隊をバルト海に派遣する約束があり、その後には装甲巡洋艦二隻(もしくは準弩級戦艦「ダントン級」)・軽巡洋艦4隻・駆逐艦4隻・潜水艦3隻へと強化された。 しかし、自国の防衛を同盟国任せには出来ない事を経験則的に知っていたポーランド海軍は1924年に海軍整備計画を発表した。その計画は14年間に巡洋艦2隻・駆逐艦6隻・水雷艇と潜水艦を12隻ずつ整備するという意欲的なものであった。そして、その計画の第一陣として1926年4月にフランスに発注されたのが本級「ブルザ級」である。 同盟国ポーランドから本型の建造を依頼されたフランスは基本設計を駆逐艦「ブーラスク級」に採った。この頃のフランス海軍では第一次大戦からの戦訓で外洋航行も可能な「艦隊水雷艇(フランス海軍の種別では駆逐艦も水雷艇と同等)」の整備に取り組んでいた。 タイプシップとなったブーラスク級は外洋航行能力に有効な鋭く前方に伸びたクリッパー・バウと高い艦首乾舷を持つ船体に13cm単装砲を4門という充分な火力を持ち、33.4ノットの連続航行が可能な信頼性ある機関をシフト配置(機関を前後に二分割して間隔をあけて配置する生存性の高い配置)に積んだ高性能艦であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブルザ級駆逐艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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