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バーズム (Burzum、バーザム、又はブルツムとも表記される、英語発音:、ノルウェー語発音:) は、ヴァルグ・ヴィーケネス () によるブラックメタル・アンビエントのプロジェクト・バンド。1988年から前身のプロジェクトの下、楽曲の作成を始めているが、音源自体は現在の名前に改名後の1stデモ『Burzum』が最初にレコーディングされた作品となる。 バンド名はJ・R・R・トールキンの『指輪物語』に登場する国・モルドールにおける(架空言語)で「闇」を意味する ''burz'' に複数形の接尾辞 ''-um'' を足したものである。Burzum の活動の中で、ヴィーケネスは Count Grishnackh (カウント・グリシュナック) と名乗っていたが、Grishnackh は『指輪物語』に登場するオークの名グリシュナッハ ''Grishnákh'' から取られている。また Count は一般には「伯爵」の意だが、ヴァーグ自身の主張によれば、語源であるラテン語の''Comtes''〔原文ママ。正確なラテン語は ''comes'', ''comitis''。〕 (仲間) を意識しているという。 このプロジェクトバンドは、ノルウェーの初期ブラックメタルシーンで活動し、ブラックメタルにおいて最も影響力のあるバンドの一つとなった。ヴィーケネスは、1992年1月から1993年3月の間に、最初のアルバム4枚分の楽曲をレコーディングしている。しかし、これらすべてがリリースされるまでにはかなりの時間を要することになった。 1994年5月、ヴィーケネスは、メイヘムのギタリスト・ユーロニモス(Euronymous、本名:オイスタイン・オーシェト ())の殺人や教会放火3件などの罪で懲役21年の判決を受けた。この判決による服役中に、ヴィーケネスが小型のシンセサイザーしか持ち込みを許可されなかったことから、2枚のダーク・アンビエントアルバムをレコーディングしている。2009年にヴィーケネスが出所した後は、3枚のブラックメタルのアルバムとアンビエント/エレクトロニックアルバムをリリースしている。 ヴィーケネスはナチズムの信奉者として有名で、民族主義的色彩の強いゲルマン異教思想の一種である Wotanism や Odalism の信奉者でもあるが、バーズムで扱うテーマはもっぱら指輪物語と北欧神話からヒントを得ており、ヴィーケネスはバーズムを政治・宗教的信条の宣伝としては使っていない。また、ヴァーグはメタル、ひいてはロックが黒人音楽にルーツを持つことを否定的に捉えているが、メタル自体に対しての否定はしていない。 バーズムは、前身のバンドとレコーディング時のサポートメンバーを除けばヴィーケネス以外のメンバーが在籍したことはなく、今までに一度もライヴを行ったことはない。ヴィーケネス自身も、ライヴを行うことには興味がないと発言している。'') によるブラックメタル・アンビエントのプロジェクト・バンド。1988年から前身のプロジェクトの下、楽曲の作成を始めているが、音源自体は現在の名前に改名後の1stデモ『Burzum』が最初にレコーディングされた作品となる。 バンド名はJ・R・R・トールキンの『指輪物語』に登場する国・モルドールにおける(架空言語)で「闇」を意味する ''burz'' に複数形の接尾辞 ''-um'' を足したものである。Burzum の活動の中で、ヴィーケネスは Count Grishnackh (カウント・グリシュナック) と名乗っていたが、Grishnackh は『指輪物語』に登場するオークの名グリシュナッハ ''Grishnákh'' から取られている。また Count は一般には「伯爵」の意だが、ヴァーグ自身の主張によれば、語源であるラテン語の''Comtes''〔原文ママ。正確なラテン語は ''comes'', ''comitis''。〕 (仲間) を意識しているという。 このプロジェクトバンドは、ノルウェーの初期ブラックメタルシーンで活動し、ブラックメタルにおいて最も影響力のあるバンドの一つとなった。ヴィーケネスは、1992年1月から1993年3月の間に、最初のアルバム4枚分の楽曲をレコーディングしている。しかし、これらすべてがリリースされるまでにはかなりの時間を要することになった。 1994年5月、ヴィーケネスは、メイヘムのギタリスト・ユーロニモス(Euronymous、本名:オイスタイン・オーシェト ())の殺人や教会放火3件などの罪で懲役21年の判決を受けた。この判決による服役中に、ヴィーケネスが小型のシンセサイザーしか持ち込みを許可されなかったことから、2枚のダーク・アンビエントアルバムをレコーディングしている。2009年にヴィーケネスが出所した後は、3枚のブラックメタルのアルバムとアンビエント/エレクトロニックアルバムをリリースしている。 ヴィーケネスはナチズムの信奉者として有名で、民族主義的色彩の強いゲルマン異教思想の一種である Wotanism や Odalism の信奉者でもあるが、バーズムで扱うテーマはもっぱら指輪物語と北欧神話からヒントを得ており、ヴィーケネスはバーズムを政治・宗教的信条の宣伝としては使っていない。また、ヴァーグはメタル、ひいてはロックが黒人音楽にルーツを持つことを否定的に捉えているが、メタル自体に対しての否定はしていない。 バーズムは、前身のバンドとレコーディング時のサポートメンバーを除けばヴィーケネス以外のメンバーが在籍したことはなく、今までに一度もライヴを行ったことはない。ヴィーケネス自身も、ライヴを行うことには興味がないと発言している。 == メンバー == *カウント・グリシュナック (Count Grishnackh) (ヴァルグ・ヴィーケネス ()) : ボーカル、ギター、ベース、ドラムス、キーボード ※バーズムの前身、カラシニコフ、ウルク=ハイにおいてはベーシストとドラマーが在籍していたことがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バーズム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Burzum 」があります。 スポンサード リンク
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