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ブルトン語レオン方言 : ミニ英和和英辞書
ブルトン語レオン方言[ぶるとん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ブル : [ぶる]
 【名詞】 1. bull 2. (n) bull
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 
: [ほう]
  1. (n-adv,n) side 2. direction 3. way 
方言 : [ほうげん]
 【名詞】 1. dialect 
: [げん]
 【名詞】 1. word 2. remark 3. statement 

ブルトン語レオン方言 : ウィキペディア日本語版
ブルトン語レオン方言[ぶるとん]
ブルトン語レオン方言(ブルトンごレオンほうげん、)は、フランスフィニステール県北西部のレオンで話されているブルトン語の一方言である。これもまた多数の地方の話者に分けられるが、伝統的には2つの領域、すなわち西側のバ=レオン(下レオン、Bas Léon)のブルトン語と東側のオ=レオン(上レオン、Haut Léon)のそれとにまとめられている。
== 方言学 ==
レオンは大雑把に言えば、バス=ブルターニュ北東を走るポントリユーシャトーラン線の北西に広がる方言圏の中心に位置しており、15世紀に定着した nal < lan の音位転換を経験していない(例:レオン方言・トレゴール方言 ''balan'', コルヌアイユ方言 ''banal''「エニシダ」、ウェールズ語 ''banadl'', コーンウォール語 ''banathel'')〔F. Gourvil, ''Langue et littérature bretonnes'', Que sais-je ? n° 527, p. 97-98, PUF, Paris, 1976.〕。 レオン方言は保守的な方言ということができる。
方言等語線は、レオンに対して南東から多かれ少なかれ深く広がったフランス語の影響を示している〔F. Falc'hun, ''La dialectologie bretonne : problèmes, méthodes et résultats. '', Institut de linguistique de la Faculté des lettres de Paris, 1956;〕。こうしてバス=ブルターニュ全体に方言連続体が形成されており、ブルトン語の諸方言のあいだには空間的にも時間的にも決まった境界線は存在しない。類似性はつねに地理学的条件にのみ従うわけではないが、レオン方言は東ではモルレーのあたりでときおりトレゴール方言と、南ではエロルンに近づくほどコルヌアイユ方言との類似を見せている〔F. Gourvil, ''Langue et littérature bretonnes'', Que sais-je ? n° 527, p. 101, PUF, Paris, 1976.〕。しかしながら、たとえばレオンとトレゴールを分かつドッセン川(モルレー川)のような川の上では、話し手たちはそれぞれが属する小郡と用いる方言を結ぶ会話のなかで完全に相互理解ができている〔F. Gourvil, ''Langue et littérature bretonnes'', Que sais-je ? n° 527, p. 97-98, PUF, Paris, 1976.〕。
レオン内部の2つの小郡〔F. Gourvil, ''Langue et littérature bretonnes'', Que sais-je ? n° 527, p. 98, PUF, Paris, 1976.〕、たとえばトーレ (Taulé) とプルエナン (Plouénan) の下位方言のあいだでも、同じことが成立する。西の果て、下レオンの(下位)諸方言は原則として、レオンの東部、上レオンのそれらとは狭母音の前の喉音硬口蓋化によって区別される〔F. Gourvil, ''Langue et littérature bretonnes'', Que sais-je ? n° 527, p. 103, PUF, Paris, 1976.〕。それゆえ「草」は下レオンでは''geot''、上レオンでは''yeot''と言われる〔F. Gourvil, ''Langue et littérature bretonnes'', Que sais-je ? n° 527, p. 103, PUF, Paris, 1976.〕。
レオン方言とはこれら2つの領域の諸方言の共通の特徴からなる集合体である。これは比較的大きな同質性を示している〔F. Gourvil, ''Langue et littérature bretonnes'', Que sais-je ? n° 527, p. 98, PUF, Paris, 1976.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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