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ブルペン捕手(ブルペンほしゅ)とは、ブルペンで投手の球を受ける捕手のこと。「B.C」、「ブルペンキャッチャー」とも。また、役割から「壁」と譬喩される。 == 概要 == 選手としてではなく裏方としてチームを支える役割を担う〔第15回 ブルペンキャッチャーの心得 大滝裕也(日本文理) 高校野球ドットコム 2012年02月03日〕。ボールの捕球にほぼ重点が置かれるため、「受け止める役」の比喩として「壁」と呼ばれる。試合中はベンチではなくブルペンに待機し投手のウォーミングアップの相手を務めることが多い。一部球団では「打撃捕手」として登録している場合もある。 プロ野球においては自由契約などで現役を引退した選手の受け皿となっている。少数ながらブルペン捕手から現役復帰した選手も存在する(例:千葉ロッテマリーンズ・杉山俊介、中日ドラゴンズ・長谷部裕)。また、捕手出身のバッテリーコーチ(ブルペンコーチ)がブルペン捕手を兼任している場合もある。珍しい例としては通訳兼任の外国人ブルペン捕手(ルイス・フランシス)や、捕手経験がないままブルペン捕手となった中谷翼がいる〔異例の捕手経験なし!元広島・中谷氏が巨人ブルペン捕手に サンケイスポーツ 2014年1月16日〕。背番号は90番台ないし3ケタの場合が多い。 1984年まで、試合中にブルペンで投手の球を受ける捕手は現役選手に限るとの条項があったため、各球団ともブルペン捕手あるいはバッテリーコーチ格の人員を支配下選手登録していた。そのため、『オフィシャル・ベースボール・ガイド』にはそうした〈選手〉が、〈公式戦に出場しなかった支配下選手〉として、過去の通算成績が記載されていた(根来広光など)。一方、連盟発表の支配下登録選手一覧には実質的に選手でないとの解釈で標記されていなかった。1985年よりこの規約は省かれたが、支配下選手に余裕のある球団は引き続きブルペン捕手の支配下を継続したため、便宜上1985年の登録名簿にはブルペン捕手が登録名簿に見受けられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブルペン捕手」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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