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ブルーノZB26軽機関銃 : ミニ英和和英辞書
ブルーノZB26軽機関銃[ぶる]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ブル : [ぶる]
 【名詞】 1. bull 2. (n) bull
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [けい]
  1. (n,pref) light 
軽機 : [けいき]
 (n) light machine gun
軽機関銃 : [けいきかんじゅう]
 (n) light machine gun
: [き, はた]
 (n) loom
機関 : [きかん]
 【名詞】 1. (1) mechanism 2. facility 3. engine 4. (2) agency 5. organisation 6. institution 7. organ 
機関銃 : [きかんじゅう]
 【名詞】 1. machine gun 
: [せき, ぜき]
 (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers
: [じゅう, つつ]
 【名詞】 1. gun (barrel) 

ブルーノZB26軽機関銃 : ウィキペディア日本語版
ブルーノZB26軽機関銃[ぶる]

ブルノZB26軽機関銃 (Lehký kulomet vz. 26) は1926年チェコスロバキアで開発された軽機関銃である。旧日本軍ではチェコ機銃と通称された。
==開発経緯==
第一次世界大戦中、各国の軍隊は軽機関銃を「威力の弱い妥協の産物」としか見ていなかった。当初の軽機関銃はありものの臨時採用(ルイス)、重機関銃の軽量化(MG08/15)、量産性は優れるが作動が不安定なもの(ショーシャmle1915)等で、必ずしも満足できる性能であるとは言い難かった。しかし戦訓を検討するにつれ、可搬性が高く歩兵分隊に随伴でき、コンパクトで容易に射撃位置につけられ、戦闘での即応性に優れる軽機関銃は、もはや近代的な歩兵戦闘に不可欠な存在であることは明かだった。
これに伴い、各国の軍隊では第一次大戦中から本格的に軽機関銃の研究開発を開始、大戦末期のアメリカ軍ブローニングM1918A1 BARに始まり、1920年代には日本十一年式軽機関銃フランスFM mle1924/29軽機関銃ソ連でもDP28軽機関銃が制式化されるなど一気に軽機関銃の採用ラッシュが始まった。
チェコスロバキアもこの趨勢に従い、軽機関銃の開発・生産を盛んに行った。
背景には二つの動機があった。一つは国防のためで、旧オーストリア=ハンガリー帝国から独立して間も無いチェコスロバキアの国軍は弱小であり、防衛力整備が急務であった。もう一つは外貨の獲得で、大量生産した機関銃を輸出した。そしてオーストリア=ハンガリー帝国時代からの重工業地帯であったチェコ地域には、優秀な兵器を開発・生産するだけの充実した工業基盤が存在していたのである。
チェコ陸軍は1923年に新軽機関銃の要求仕様を確定し、ブルノ兵器廠の銃技師であったヴァーツラフ・ホレクにより設計が行われた。試作は極めて順調で、1926年ブルノZB vz.26軽機関銃としてチェコスロバキア陸軍に制式採用された。
銃自体の重量は約8.9 kgと他国の軽機関銃と比べ若干軽量であった。ガス圧作動方式を採用し、照星前方の銃身を調節リングが囲む形状のガスレギュレーターを備え、ガスチューブへ導くガス圧を7段階で調節できた。弾薬としては小銃弾(7.92 mm×57モーゼル弾)をそのまま使用できた。銃身にはキャリングハンドルが付属し、これを使って過熱した銃身の交換作業も容易に行うことができた。また銃身自体も300発ほどなら無交換で使用できた。そしてZB26軽機関銃の最大の特徴は「壊れにくい」ことにあった。当時の他国製の機関銃と比べ、ZB26軽機関銃の機関部などの故障の少なさは驚くべきものであった。高性能で価格も安いZB26軽機関銃は各国に知られるところとなり、多くの国から輸出の引き合いがあった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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