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「ブルー・ムーン・オブ・ケンタッキー (Blue Moon of Kentucky)」は、1946年にブルーグラス・ミュージシャンのビル・モンローが書いたワルツで、同年にモンローのバンドであるザ・ブルー・グラス・ボーイズによって録音された。その後、エルヴィス・プレスリーをはじめ、多数の歌手によって録音されている。 単に「ブルー・ムーン」と称されることもあるこの曲は、ケンタッキー州の公式ブルーグラス曲となっている。2002年には、モンローのバージョンが、アメリカ議会図書館の全米録音資料登録簿 (National Recording Registry) に追加される50件のうちのひとつに選ばれた。2003年にカントリー・ミュージック・テレビジョン (CMT) が作成した「最も偉大なカントリー音楽100曲 (100 Greatest Songs in Country Music)」では、11位にランクされた。 日本語では「ケンタッキーの青い月」という曲名で言及されることがある〔 - 毎索にて閲覧〕。 == ビル・モンロー == ビル・モンローは1946年にこの曲を書き、コロムビア・レコードのために9月16日に録音した。レコードがリリースされたのは1947年のはじめであった〔Sleevenotes to Bill Monroe and his Bluegrass Boys, ''All the Classic Releases, 1937-1949'', CD box set by JSP (2003).〕。当時、ザ・ブルーグラス・ボーイズには、ボーカルとギターのレスター・フラット (Lester Flatt) とバンジョー奏者のアール・スクラッグス (Earl Scruggs) が在籍しており、彼らは後に独立してブルーグラス・バンドのザ・フォギー・マウンテン・ボーイズ (Foggy Mountain Boys) を結成することになった。フラットもスクラッグスも、この曲の録音に参加しているが、歌っているのはビル・モンロー自身である。 「ブルーグラス・ワルツ」と称されるこの曲は、1947年に全国的なヒットとなり、ほかのブルーグラス・ミュージシャンたちや、カントリー音楽、初期のロカビリーの楽曲としても大きな人気を呼んだ。この曲は『グランド・オール・オプリ』などの番組で広く好まれていたが〔、カール・パーキンスはその活動の初期からこの曲をアップテンポに編曲して演奏していた。 1954年、スタンリー・ブラザーズ (The Stanley Brothers) がプレスリーの4拍子の編曲による、ブルーグラスの楽器を使った演奏を録音し、モンローとプレスリーのスタイルのギャップを巧みにつなぐアプローチをみせた。ビル・モンロー自身も、ふたつのスタイルを組み込んだ演奏でこの曲を再録音し、オリジナル同様の3/4拍子で曲を始め、途中でアップテンポの4/4拍子に切り替えて演奏するようになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブルー・ムーン・オブ・ケンタッキー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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