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「ブルー・ライト・ヨコハマ」は、1968年12月25日にリリースされたいしだあゆみの26作目のシングル。 == 解説 == 横浜のご当地ソングの代表的な楽曲であり、横浜市が開港150周年を記念して「ご当地ソング」のアンケートを取ったところ、2位の童謡「赤い靴」を大きく引き離し、「ブルー・ライト・ヨコハマ」が1位となった〔街の灯りがとてもきれいね♪ 横浜ご当地ソング堂々1位 (朝日新聞、2008年5月29日)〕。 いしだあゆみの代表曲の一つであり、累計売上は150万枚を超える売り上げを記録するミリオンセラーとなった〔『AERA』1990年3月27日号。〕。いしだにとって自身初のオリコン週間1位を獲得し、1969年の年間チャートにも第3位にランクインし、「“歌手”いしだあゆみ」のイメージを確立した。また、いしだあゆみは本楽曲で1969年の『第20回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした。紅白では、他にも1973年の第24回、1993年の第44回で歌われている。 本楽曲の作曲を手がけた筒美京平にとっても、自身が手掛けた楽曲で初のオリコン週間1位を獲得する出世曲となった。また、筒美は本楽曲で第11回日本レコード大賞・作曲賞を受賞した。 作詞者の橋本淳によると本楽曲のイメージは港の見える丘公園(横浜市中区山手)から見える横浜と川崎の工業地帯の夜景と、自身がかつてブルー・コメッツと共に降り立ったフランス・カンヌの夜景の美しさを重ね合わせたものであるとのこと〔昭和歌謡の不朽の名曲『ブルーライトヨコハマ』で「灯りがとてもきれい」と歌われた街はどこだったのか気になります。作詞をした橋本淳先生に直に聞いていただけないでしょうか(はまれぽ.com) 〕。 1969年4月5日放送の『ゴールデンナイトショー』(NET)では、いしだが司会の田宮二郎と本楽曲をデュエットしている。 当時朝日新聞に連載されていた4コマ漫画『サザエさん』(1969年5月14日分)の中でも、サザエが駅の窓口で横浜行きの切符を買う時つい「ブルーライトよこはま 1枚」と言ってしまい、赤面するマンガがある〔(サザエさんをさがして)ブルー・ライト・ヨコハマ 朝日新聞、2013年6月15日〕。 1970年代末まで、日本の音楽が禁止されていた軍事政権下のソウル、釜山および韓国内で知られたほぼ唯一の歌謡曲であり、「韓国人が最もよく知る日本の歌」とも紹介されている〔『禁じられた歌 朝鮮半島音楽百年史』(田月仙著 中公新書ラクレ)〕。カラオケが輸入されてからもクラブなどでは、この歌ばかりが歌われていたという。また、朴正煕大統領も日本から本楽曲のカセットテープを持ち帰って、宴会で歌ったという〔。韓国の音楽グループ、BIGBANGなどのK-POPアーティストやキム・ヒョンソクは表題曲がK-POP音楽に影響を与えたことを証言している〔『K-POP 遙かなる記憶』(田月仙著 小学館)〕。 なお、1976年7月にはB面を「喧嘩のあとでくちづけを」に差し替えて再リリースされ、さらに1991年7月21日には8cmCDシングルとしてリリースされた。ただし8cmCDシングルのカップリング(B面)は同じくいしだのヒット曲「あなたならどうする」に変更され、両A面シングルとなっている。 2005年の『第56回NHK紅白歌合戦』に際してNHKが行ったアンケート「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」で、本楽曲が紅組65位にランクインした。 横浜港開港150周年を控えた2008年12月より、京急の横浜駅で表題曲が接近メロディーとして使用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブルー・ライト・ヨコハマ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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