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『ブレイズ・ユニオン』(英題: ''Blaze Union: Story to Reach the Future'')は、スティングが企画・開発し、アトラスより発売された日本のファンタジーシミュレーションRPGである。キャラクターデザインは光崎瑠衣、カードデザインは戸部淑が担当している。2010年5月27日にPlayStation Portable用ゲームとして発売された。 == 概要 == 剣と魔法の世界を舞台に、悪政によって腐敗した帝国を改革しようと奮闘する私兵団の行く末を描く内容のシミュレーションRPG。2006年にゲームボーイアドバンスで発売され、後にPSP版も発売された前作『ユグドラ・ユニオン』から、ゲームシステム、世界設定、登場人物を引き継いだ作品である。世界観を共有する『Dept. Heaven Episodesシリーズ』の中では、シリーズのエピソードには含まれない「関連作品」とされ、『ユグドラ・ユニオン』のスピンオフ作品として位置づけられているが、『ユニオンシリーズ』の中では、『ユグドラ・ユニオン』と『グロリア・ユニオン』の間に位置する第2作とされる。 本作では『ユグドラ・ユニオン』の物語よりも3年前の時代の出来事を描いており〔、前作ではプレイヤーにとって倒すべき敵キャラクターとして登場した登場人物たちが、今作ではプレイヤー側の主要なユニットとして登場している。本作では物語の主人公に、前作では王女ユグドラの宿敵として登場した焔帝ガルカーサの過去の姿を据え、皇帝の座につく以前の彼を悩み苦しみながら成長していく青年として描きつつ〔〔、重苦しくなり過ぎないよう笑いあり涙ありの仲間との友情を織り交ぜた、キャラクター同士のドラマ性を重視した内容が志向されている〔〔〔。 前作『ユグドラ・ユニオン』が物語として完結しており後日談を膨らませる余地がなかったことから、本作では前作とは舞台や登場人物を共有しつつも新しい視点を導入することで、前作で描かれた世界に深みを持たせるという方向性が意図されている〔〔。キャラクターデザイナーが交代しイメージチェンジが行われているのも、共通の世界を新しい切り口で描くというコンセプトの一環である〔〔。また前作のシナリオが内部開発によるものであったのに対し、本作のシナリオはアールフォース・エンターテインメントに外注されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブレイズ・ユニオン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Blaze Union: Story to Reach the Future 」があります。 スポンサード リンク
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