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ブレクヌム・ギッブム
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ブレクヌム・ギッブム
ブレクヌム・ギッブム ''Blechnum gibbum'' は、シシガシラ科のシダ植物。ニューカレドニア産で、小さいながら木生シダである。観賞用に栽培されている。 == 特徴 == 小型の木生シダ〔以下、主として園芸大事典(1994),p.2117〕。黒い茎は直立し、50cm程度だが、よく育つと90cmに達する〔本田他監修(1984),p.757〕。葉は茎の先端に輪生状につき、2形がある。栄養葉は倒卵形で長さ40-50cm、最大では80cmにもなる。葉身は革質で厚くて光沢があり〔本田他監修(1984),p.757〕、1回羽状に深裂しており、羽片は中央より先で最長、基部に向かって次第に短くなり、最も基部では3cm程度となる。羽片の幅は0.8-1.5cmで、基部近くの羽片は独立するが、それより先のものは基部同士がごく狭い翼で隣のものと繋がり、羽片の数は普通は20対以上ある。羽片の周辺にはあまりはっきりしない細かな鋸歯が出る。葉柄部は短く、中肋にかけて表には溝があり、裏向きには隆起する。胞子葉は大きさは栄養葉とほぼ同じで、ただし羽片の幅が狭く、幅2.5mm以下、ただし基部ではより幅広い。胞子嚢糞は羽片の主脈沿いに両側全体に広がり、包膜は向かい合っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブレクヌム・ギッブム」の詳細全文を読む
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