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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 級 : [きゅう] 1. (n,n-suf) class, grade, rank 2. school class, grade
ブレーメン級フリゲート(, )は、西ドイツ海軍および統一ドイツ海軍(以後、ドイツ海軍)の汎用フリゲート。計画名から122型フリゲート(90年代の改修以後は''122A型'')とも呼ばれる。海上自衛隊においては、はつゆき型護衛艦がカウンターパートに相当する。 == 来歴 == 本級は、1960年代より着手された予備研究に由来する。当初は1,200トン級の防空コルベット10隻の建造が計画され、まもなく対潜戦の要請増大を考慮して2,500トン級に大型化した。しかし予算上の制約により、リュッチェンス級(103型)3隻、およびツォーベル級(142型)10隻の近代化に落ち着いた。その後、フリゲート70計画が開始され、予算は1969年1月23日に一旦は承認された。しかし設計作業が完了せず、また排水量3,600トンに大型化したことによるコスト上昇を受けて、これはのちにキャンセルされた。 これを受けて、海外の設計が検討の俎上にあげられることとなり、オランダの標準型フリゲート(S型)が最も適したものとして選定された。1975年7月17日、オランダとの間で合意文書が調印され、1976年1月28日に国防会議の承認を受けた。これによって建造されたのが本級である〔。 == 設計 == 上記の経緯から、本級の基本設計は、他国の''Standard Frigate''と共通のものとなっているが、後檣はより背の高いものとされ、外見上の特徴となっている。艦載機を安定的に運用できるようフィンスタビライザーが搭載され、また、対潜戦闘を重視して設計されたことから、船体およびスクリューに雑音を遮蔽するための気泡発生装置(プレーリー・マスカー)も装備されている。 一方、両国の運用構想の差異に伴い、主機関は異なる形式とされている。本級においてはCODOG方式が採用されており、巡航機としてはMTU 20V956 TB92ディーゼルエンジン、高速機としてはゼネラル・エレクトリック LM2500ガスタービンエンジン(フィアット社によるライセンス生産品)が各2基搭載されている。推進器としては、5翔の可変ピッチ式スクリュープロペラが両舷に計2軸配置されており、巡航機と高速機は各推進器に1基ずつ、減速機を介して接続されて、これを駆動する〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブレーメン級フリゲート」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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