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ブロモチモールブルーもしくはブロムチモールブルー、ブロモチモールスルホンフタレイン(, BTB)は、分析化学でよく用いられる酸塩基指示薬(pH指示薬)のひとつで、分子式 C27H28Br2O5S で表される、淡黄色または淡紅色の粉末である。ブロムチモールブルーとも称される。しばしば水溶液はBTB溶液と呼ばれる。酸を検出する指示薬として、ナトリウム塩の形で市販されている。 == 性質 == 分子量は 624.39 g/mol、p''K''a は 7.10 である。プロトン化および脱プロトン化の形態ととることができ、それに伴い色調が変化する。色の変化は pH < 6.0で黄色、pH > 7.6 で青色であり、その中間では緑色を示す。ただし、非常に強い酸に対しては赤色を、非常に強い塩基に対しては紫色を示す。 : 酸性 ← (赤) − 黄 − 緑 − 青 − (紫) → 塩基性 BTBは水には溶けにくいが、エタノールなどのアルコールやアルカリ水溶液には溶ける。ベンゼンやトルエン、キシレンなどの非極性溶媒には溶けにくく、石油エーテルにはほとんど溶けない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブロモチモールブルー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bromothymol blue 」があります。 スポンサード リンク
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