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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
株式会社ブロンコビリーは、東海地方(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県)を中心にステーキレストランチェーンを運営している会社。当ページでは、レストランチェーンとしてのブロンコビリーについても述べる。 == 概要 == 1978年に名古屋市北区で開業した「ステーキハウスブロンコ」を母体に、1983年にレストランチェーンを設立した。現在では、東海地方を中心に、東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県・滋賀県・京都府にも出店。1997年からは、営業を終了していた名古屋市名東区内の店舗を、本社の社屋に転用している。 2015年10月中旬時点での店舗数は93店舗。全店直営の郊外型店舗で、駐車場を完備している。2014年度には、創業以来初めて、日本の飲食業界で最高水準の売上高経常利益率(15.4%)を達成した〔飲食業ランキングにて経常利益率1位を獲得しました (『産経ニュース』2015年5月27日付記事)〕。 「ステーキハウスブロンコ」の開業当初から、オープンキッチンやサラダバーを店舗に設置。炭火焼きによるオープンキッチンでのステーキ・俵型ハンバーグの調理や、サラダバーにおける新鮮な野菜・季節料理の食べ放題サービスなどが評判を呼んだ。 1998年には、炭火焼きによる調理やサラダバーを休止したうえで、当時日本の外食業界を席巻していた低価格競争に参入。しかし、メニューの質が低下したことなどで客離れを招いた〔。さらに、主な食材である牛肉を日本国外(オーストラリアなど)からの輸入で賄っていることを背景に、2001年に発生したBSE問題で一気に5億円規模の赤字を計上〔。株式会社ブロンコビリー(以下「運営会社」と略記)は一時、倒産の寸前にまで陥った。 創業者の竹市靖公(たけいち やすひろ、以下「靖公」と略記)は、以上の問題をきっかけに、経営の軸足を「低価格戦略による事業規模の拡大」から「顧客に提供する価値の向上」へ転換。「他では真似のできないもので客を喜ばす」「客も従業員もすべて幸せにする」という本来の信念に立ち返りながら、質の高いメニューの提供と、徹底的なコスト削減(自社所有のセントラルキッチンを活用した食材製造・加工の内製化など)によって業績を回復させた〔。 2007年には、運営会社がJASDAQに上場。2011年には、東証1部・名証1部への銘柄変更を果たした。当時代表取締役社長を務めていた靖公は、自身が保有していた同社株の一部を、2009年に現場の幹部へ贈与。2010年9月には、勤続1年半以上の社員と勤続8年以上のパート・アルバイト店員を対象に、1名当たり100株を無償で割り当てた〔ブロンコビリーが社員、パート、バイトに100株無償贈与 (『ゆかしメディア』2010年9月9日付記事)〕。2013年3月からは、代表取締役会長に就任する一方で、長男の克弘を代表取締役社長に昇格させている〔(『日経レストランONLINE』2013年3月4日付記事)〕。 現在は、炭火焼きによる調理やサラダバーを再開させているほか、各店にかまども設置。通常の業務用米より2倍高い価格で仕入れた新潟県津南町産のコシヒカリを、かまどで炊くことによってメニューへ加えている〔。その一方で、年2回のアメリカ研修へパート・アルバイト店員を交互に参加させるなど、人材教育や勤務環境の充実にも力を入れている〔テレビ東京『日経スペシャル カンブリア宮殿』2015年10月15日放送分 株式会社ブロンコビリー会長・竹市靖公 〕。靖公によれば、同業他社の事例を反面教師として、売上高の1%以上に相当する費用を人材教育に充てているという〔竹市靖公・ブロンコビリー社長--外食他社の例を反面教師にしている (『東洋経済ONLINE』2010年4月20日付記事)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブロンコビリー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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