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ブロンシュタイン級フリゲート()は、アメリカ海軍のフリゲートの艦級。計画名はSCB199。当初は航洋護衛艦(''ocean escorts''、元の護衛駆逐艦)と呼ばれたが、1975年6月30日の艦種変更でフリゲートに分類された。2隻がルイジアナ州エイボンデールのエイボンデール造船所で建造された。 == 概要 == ブロンシュタイン級は、まったく新しい設計に基づく新世代の護衛艦であり、以後のアメリカ海軍護衛艦 / フリゲートの基礎となった艦級である。前任者のクロード・ジョーンズ級護衛駆逐艦(SCB131計画艦)が低速にすぎたことの反省から、速力をディーレイ級護衛駆逐艦(SCB72計画艦)並みに差し戻すとともに、新型の電子兵装などを設置できるマックを備えた大型の船型を採用し、また新世代の強力なソナーと対潜兵器の組み合わせにより、対潜戦闘能力を飛躍的に向上させた。戦時量産という束縛から解き放たれたという点で、真の戦後型護衛駆逐艦の端緒とも評価されている。 本級は、原子力推進の導入により潜水艦脅威が飛躍的に増大し、また第二次世界大戦型駆逐艦の退役を見据えてアメリカ海軍の用兵思想が変化する過渡期に設計されたため、就役後、速力はなお不足と評価され、またさらに進歩を続ける兵器テクノロジーに追随するには、船型も過小であった。このため、当初想定していた対潜任務群としての作戦行動に対応できず、建造は2隻に留められた。ただし、本級の船体設計、また搭載する戦闘システムは、その後に建造されたガーシア級フリゲート / ブルック級ミサイルフリゲート、さらにノックス級フリゲートにおいても基本的に踏襲された。これらは、いずれも計画名にSCB199の番号が冠されており、いわば''SCB199シリーズ''とでも称するべきものである。その点で、建造数が少ないとはいえ、本級のアメリカ護衛艦史における重要性は、決して小さくない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブロンシュタイン級フリゲート」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bronstein-class frigate 」があります。 スポンサード リンク
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