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プセフォデルマ (''Psephoderma'') は三畳紀中-後期に生息していた板歯目の一種。カメに姿は似ているが近縁ではない。イタリア北部のノリアン階・レーティアン階の累層から1種が出土しているほか、イギリス・中東からそれぞれ1種が知られている〔。 == 形態 == 全長は1.2メートルほどで、ヘノドゥス同様、カメのような甲羅を形成していた。ただし、ヘノドゥスとは違い、甲羅は2枚存在していた。尾は長く、最大で体の2倍、最低で体と同程度あったと見られている。また、水中に適応するべくオール状に進化させた脚、尖った顎をもっている点も特徴の1つである(ヘノドゥスは逆に口先が広がっている)。 背甲に3列の隆起があることで、他属と区別できる。 ファイル:Psephoderma alpinum 1.JPG|背甲 ファイル:Psephoderma_BW.jpg|復元図 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プセフォデルマ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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