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プッリャ州[ぷっりゃしゅう]
プッリャ州()は、イタリア共和国南部にある州。州都はバーリ。 しばしばブーツに喩えられるイタリアの「かかと」に当たる地域で、南東にサレント半島が突き出している。東はアドリア海を隔ててギリシャ・バルカン半島と向き合い、南はターラント湾に面している。肥沃な平原が広がる地形で、古くから穀倉地帯として知られた。古代にはギリシア人が植民都市を築き、次いでローマ人がこの地を征服してアッピア街道を延伸した。以後、東ローマ帝国、ノルマン人・フランス人・スペイン人(シチリア王国・ナポリ王国)など、さまざまな民族や国家の支配を受けた。ターラントやブリンディジなどの港湾都市は古代以来の歴史を有する。 == 名称 == この州名のカナ転記にはいくつかの表記揺れが存在する。 の標準イタリア語での発音は であるが、促音を加えて「プッリャ」と表記されるほか、「プーリア」、「プーリャ」などとも表記される。 古代には、現在の州域の北部・中部がアプーリア()、アプリア()の名で呼ばれていた。、 など、ヨーロッパの言語ではこれをもとにした呼び方がされることがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プッリャ州」の詳細全文を読む
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