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プトレマイオス3世[ぷとれまいおす3せい]
プトレマイオス3世エウエルゲテス(希:、英:Ptolemy III Euergetes、在位紀元前246年-紀元前222年)は、古代エジプトのプトレマイオス朝のファラオ。父はプトレマイオス2世、母はアルシノエ1世。妻はベレニケ2世。子にはプトレマイオス4世、アルシノエ3世らがいる。恩恵王(エウエルゲテス)と称され、プトレマイオス朝の全盛時代を築いた。 == 治世と事業 == 紀元前246年、プトレマイオス2世の死後、ファラオとなる。キュレネ王マガスの娘ベレニケ2世と結婚し、キュレネ地方との結びつきを強化した。姉妹でシリアのセレウコス朝に嫁いでいたが、夫アンティオコス2世と復縁した前妻ラオディケ1世により殺害されると、報復としてシリアへ侵攻し、第三次 (紀元前246年 - 紀元前241年) を引き起こした。シリアの首都アンティオキアを占領し、メソポタミアのセレウキアにまで到達し略奪を行なうなど大勝利を収めた後、エジプト国内での凶作・内乱を受けて帰国した。 ファイユーム地方への植民活動を奨励し、文化活動の保護・君主崇拝の強化、暦法の改革を行なうなど、内政面においても優れた統治能力を発揮した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プトレマイオス3世」の詳細全文を読む
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