|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 弁 : [べん] 1. (n,n-suf) speech 2. dialect 3. braid 4. petal 5. valve 6. discrimination ・ 弁証 : [べんしょう] 1. (n,vs) demonstration 2. proof ・ 弁証法 : [べんしょうほう] 【名詞】 1. dialectic 2. dialectics ・ 証 : [あかし, しょう] (n) 1. proof 2. evidence ・ 法 : [ほう] 1. (n,n-suf) Act (law: the X Act)
プラグマ弁証法(ぷらぐまべんしょうほう、蘭:Pragma-dialectiek、英Pragma-dialectics)もしくはプラグマ弁証論(pragma-dialectical theory)はアムステルダム大学のFrans H. van Eemeren やロブ・フローテンドルスト(1984; 1992; 2004を参照)によって発展した議論学的理論の一つで、実際に行われる議論を分析・評価するために用いられる。厳密に論理学的な(議論の研究に、その産物の面から焦点を当てる)アプローチや、純粋にコミュニケーションの(議論を過程の面から強調する)アプローチとは違って、プラグマ弁証法は実際の談話としての議論全体を研究するために発展した。そのため、プラグマ弁証論では議論を、実際の自然言語の一環として起こり、それぞれにコミュニケーション上の目的を持っている複合的な言語行為とみなす。 ==プラグマ弁証論== ===理論的根拠=== プラグマ弁証法では、議論はコミュニケーション上の相互作用的な談話現象と見なされ、記述的観点(実際どのようであるか)からと同じだけ規範的観点(どのようになされるべきか)からも研究されることになる。弁証的な面は「批判的合理主義」及び形式的弁証法の規範的な識見から示唆を受けており、プラグマティックな面は言語行為理論、ポール・グライスの言語哲学、および談話分析の記述的な識見から示唆を受けている。 議論を研究する上でプラグマティックな面と弁証的な面を系統だって統合できるために、プラグマ弁証論は4つのメタ理論的原理、つまり機能化、社会化、外在化、弁証化を出発点として使う。機能化は談話を目的のある行為として取り扱うことで達成される。社会化は言語行為の範囲を相互作用のレベルにまで拡張することで達成される。外在化は陳述や相互作用的言質を言語行為によって作られたものだと捉えることで達成される。そして弁証化は言語行為の交換を批判的討論の理想的なモデルに組織化することで達成される(Van Eemeren & Grootendorst, 2004, pp.52-53を参照)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プラグマ弁証法」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|