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プラタイア() もしくは プラタイアイ()は、古代ギリシアのボイオーティアにあった都市国家のひとつ。テーバイ南方に位置した。 反テーバイ・親アテナイの姿勢をとり、マラトンの戦い(紀元前490年)ではアテナイとともにペルシアを打ち破った。また、プラタイアの戦い(紀元前479年)はこの地で行われた。ペロポネソス戦争中に紀元前428年にテーバイとスパルタによって破壊された。 現代ギリシャ語ではプラテエス()と呼ばれ、ティーヴァ市に属する一地区である。 == 歴史 == === アテナイとの同盟 === ヘロドトスによれば、プラタイアの人々はボイオーティアにおけるテーバイの覇権を受け入れることを望まず、自らスパルタに従属することを申し出たという。スパルタはこれを断り、ボイオーティアとアテナイとの不和を引き起こすことを策して、プラタイアとアテナイとの同盟を勧めた。プラタイアはこの勧めに従ってアテナイに代表団を送り、アテナイは提案を受け入れた。 プラタイアがアテナイと同盟を結んだことを知ったテーバイは、プラタイアに軍を差し向けたが、アテナイ軍と対戦することとなった。コリントスが調停に乗り出した結果、ひとたびはテーバイとプラタイアの境界を定める合意が結ばれ、テーバイはボイオーティア同盟に組み込まれることを望まない都市に干渉しない約束を行った。しかしながらコリントス人が去った後、帰国の途についたアテナイ人たちはボイオーティア人によって襲われた。再燃した戦いにアテナイは勝利し、テーバイとプラタイアの境界として、アソプス川が定められた。アテナイの後援を受けることによって、プラタイアは隣国による支配を逃れ、みずからの自由を守ることができた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プラタイア」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Plataea 」があります。 スポンサード リンク
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