翻訳と辞書
Words near each other
・ プリさら
・ プリさんの秘密日記
・ プリア
・ プリアタン
・ プリアネッロ
・ プリアパティオス
・ プリアピスム、(有痛性)持続勃起(症)、(陰茎の)
・ プリアプス
・ プリアプルス門
・ プリアボニアン
プリアポス
・ プリアムス (小惑星)
・ プリアモス
・ プリアンブル
・ プリアンプ
・ プリア・コー
・ プリア・ピトゥ
・ プリアープス
・ プリアーポス
・ プリイェドル


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

プリアポス ( リダイレクト:プリアーポス ) : ウィキペディア日本語版
プリアーポス

プリアーポス()とは、ギリシア神話における羊飼い、庭園および果樹園の守護神で生殖と豊穣を司る、男性の生殖力のである。日本語では長母音を省略してプリアポスとも表記される。
ディオニューソスアプロディーテーまたはニュンペーの間に生まれたとされるが、他にもゼウスまたはアドーニスとアプロディーテー〔高津 (1960)、218-219頁。〕、ヘルメースとアプロディーテーの間に生まれたという説もある〔グラント&ヘイゼル (1988)、438頁。〕。また、ディオニューソスの従者でもある〔。
アトリビュート果物と巨大な陰茎
== 概要 ==
もとはアナトリア半島のラムプサコスという地方で豊穣の神として崇められていたが、アレキサンダー大王の遠征を機にギリシア世界やイタリアに信仰が広まる〔。
古代ローマでも「プリアープス」(Priapus)の名で信仰されるが、プリアーポスの名はしばしば陰茎の隠喩として使われ、さらに侮辱語としても用いられることがあった。カリグラ帝はしばしば、部下のカッシウス・カエレアを「プリアーポス」と呼んで侮辱したと伝えられる。
ギリシアに伝わってからは、葡萄園や庭園の守り神として信仰され、豊かな実りを嫉妬する者からの邪視を防ぐと考えられた〔。また、羊飼いの守護神ともなった〔。
この神の神像はしばしば陰茎そのものの形であらわされることがある〔神の事典、151頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「プリアーポス」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.