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プリオノスクス
プリオノスクス(''Prionosuchus'')は、約2億7,000万年前(古生代ペルム紀後期)に生息していた原始的両生類である。 絶滅した迷歯亜綱中の分椎目-アルケゴサウルス科に分類される。現在知られる限りで史上最大の両生類である(長さの比較資料:1 E0 m)。 化石はブラジル北東部のパルナイーバ盆地(Parnaiba Basin)から断片的なものが発見されている。 == 呼称 == 学名は (priōn)「鋸」と (souchos)「ワニ」との合成語で、「ノコギリワニ」といった趣旨の命名。 ただし、冒頭に記したとおりこの動物はワニの仲間でも爬虫類でもなく、両生類である。細長い吻部〔生物関連用語としては、眼窩前縁から口あるいは鼻の先端にかけての部位を言う。〕はたしかにワニを連想させるが、これは収斂進化による相似であり、発生順から言えば、プリオノスクスと同様のニッチ(生態的地位)を得た後代の水生爬虫類がプリオノスクスに類似の進化をしたのである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プリオノスクス」の詳細全文を読む
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