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プリキュアスプラッシュスター : ミニ英和和英辞書
プリキュアスプラッシュスター[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

プリキュアスプラッシュスター ( リダイレクト:ふたりはプリキュア Splash Star ) : ウィキペディア日本語版
ふたりはプリキュア Splash Star[ふたりはぷりきゅあ すぷらっしゅ すたー]


ふたりはプリキュア Splash Star』(ふたりはプリキュア スプラッシュ スター)は、東映アニメーション制作のアニメ作品。『プリキュアシリーズ』の第3作である。全49話。タイトルロゴにもあるとおり『ふたりはプリキュア Splash☆Star』とつきで表記されることもある。
== 概要 ==
2006年(平成18年)に新たな『ふたりはプリキュア』シリーズとして放送を開始した2代目プリキュア。『Splash Star』とは本作品の世界観をイメージして付けられたものである。2004年(平成16年)の開始の際からスタッフ間で今までのキャラクターのまま続行するか検討した際、「キャラクターを変えてシリーズを続ければどうか」といった提案から企画された番組である〔プリキュア5th ANNIVERSARY プリキュアボーカルBOX2〜希望の章〜(DVD付)内、プリキュア5th ANNIVERSARY オープニング&エンディング(後期)ノンテロップムービー集解説書内対談、『プリキュアボーカルBOX発売記念・懲りずに第2弾! メタモル☆脱線☆座談会』〕。女児向けアニメシリーズがメインキャラクターを一新することは前例になく、当時スタッフ間ではかなりの議論が行われた〔。そこに至るまでに前作のキャラクターのままシリーズを続投するという選択肢も存在していたが、「従来通りの継続方法では、数年後先細りするかもしれない」という危惧や、オリジナル作品を2年間監督し続けたシリーズディレクターの西尾大介の消耗を感じていたことから新たな方針を提案し、そのまま決定した〔プリキュアぴあ 85P〕。
プロデューサーの鷲尾天は、新たなシリーズディレクターとして小村敏明を起用した。小村は鷲尾から見て「子供向けアニメをよく理解している」人物であり、保護者が嫌がる描写や食べ物を粗末にするなどといった描写は絶対にしないからという理由からの抜擢で、結果、鷲尾は本作品がやわらかい世界観になったと語っている〔。
前作『ふたりはプリキュアMaxHeart』が派手な格闘アクションが中心だったのに対し、本作品のシリーズディレクターを務める小村は「日曜の朝の番組としてはちょっと刺激が強すぎる」と感じていた。加えて前作に寄せられた「アクションが派手すぎる」、「子供が怖がる」といった声を取り入れた結果、本作品は光を効果的に使用する柔らかい感じの作風を意識して制作が行われることになる。戦闘においても前述の光の演出を取り入れることで、「攻撃」より「守り」のイメージを強く伝えようとする意図があった〔。本作品のこういった演出により、戦闘シーンはバリエーション豊かになった〔プリキュアぴあ 66P〕。また、変身や世界観における背景も、前作までの鉛色や暗雲のイメージ〔前作はザケンナーなど敵が現れるとほぼ必ず天候が暗雲に包まれる。〕から一転して、空や海、そして新緑の木々など、自然物が中心になっている〔。
また、小村の「『世界名作劇場』のようにもう少し日常を前面に出せないだろうか」という考えから、日常描写にも力が入れられており、主人公の家族の出番を意識的にあげている〔プリキュアぴあ 99P〕。各キャラクターへの親近感が向上した〔。
キャラクターデザインの稲上晃は、本作品の主人公をデザインするうえで「前作の二人を越えるのは大変だろう」と考え、イメージとして妹分的なコンセプトを意識したという。身長は二人ともほぼ同じで揃っており、印象としては「前作より幼く見えるかも」としている〔プリキュアぴあ 93P〕。
こうした方向転換は、新規視聴者の取り込みや新規商品の販売といった都合を踏まえての決断であったが、結果としては商業面で苦戦を強いられる形となり(「#商業面」も参照)、メインキャラクターの刷新が裏目に出たとも言われた。本作品はもう1年継続する準備が進められていたが、ビジネス的な都合で急遽新しい作品を制作することが決まり、プリキュアシリーズは『Yes!プリキュア5』へと移行することとなった〔。鷲尾自身は「次も続くだろうという慢心があったためだ」と述べつつ、現場としては「充実したいい作品を作ったと自負している」など、本作品の内容の自己評価を下している〔。同時にこの経験が次のプリキュアのアプローチを大きく変えなくてはいけないと考えるに至った契機にもなったという〔。なお、途中より登場するキュアブライトとキュアウィンディは、元々二年目を想定して作られていたバリエーションを起用したものである〔プリキュアぴあ 94P〕。
本作品の最終回のエンディングは本編の一部をピックアップした総集編となっているが、この形で最終回のエンディングを迎えたのは現在では本作品と『スマイルプリキュア!』のみである。なお、本作品の最終回のエンドカードのみエンディングの最後に描かれており〔ふたりはプリキュアSplash☆Star DVD-BOX Vol.1付録、『ふたりはプリキュアSplash☆Star MEMORYBOOK』103P〕、提供の後は次作『Yes!プリキュア5』の宣伝用の画像が使われた。字幕放送を実施。日向咲のセリフは黄色、フラッピのセリフは水色、それ以外の人物はオレンジで表示される。
本作品はプリキュアシリーズでは最後の非ハイビジョン放送アニメとなった。
本作品の第4回放送「うっそー!? 春の景色とセミの声」(2006年2月26日放送)でプリキュアシリーズ通算100回の放送を迎えた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ふたりはプリキュア Splash Star」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Futari wa Pretty Cure Splash Star 」があります。




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