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プリトビ・ナラヤン・シャハ : ミニ英和和英辞書
プリトビ・ナラヤン・シャハ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


プリトビ・ナラヤン・シャハ : ウィキペディア日本語版
プリトビ・ナラヤン・シャハ

プリトビ・ナラヤン・シャハ(、、1722年12月27日 - 1775年1月11日)は、ゴルカ王国の第10代君主(在位:1743年 - 1768年)、ネパール王国の初代君主(在位:1768年 - 1775年)。カトマンズ盆地を制圧し、三都マッラ朝の時代を終わらせたネパール建国の父でもある。
==生涯==

1722年12月27日、プリトビ・ナラヤン・シャハはゴルカ王ナラ・ブーパール・シャハの息子として生まれた〔Nepal 5 〕。
1743年4月、父ナラ・ブーパールが死亡し、プリトビ・ナラヤンが第10代ゴルカ王に即位〔A Study in Nepali Economic History 1768-1846 - Mahesh Chandra Regmi - Google ブックス 〕〔Nepal 5 〕〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.489(ここでは没年を1742年としている)〕。
当時、カトマンズ盆地は「カトマンズ」「パタン」「バクタプル」のマッラ朝によるの三つの王国に分かれていた〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.494〕。
ゴルカとカトマンズの中間に位置するヌワコートを攻撃するが三都マッラの同盟軍に阻まれ、敗退〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.494〕。
インドから新式の銃と火薬を買い込み、軍隊の組織を整備し、雪辱を期す。また、執政カールゥ・バンデを周辺諸国へ派遣し、友好関係を結ぶ。三王国同盟関係を崩すため、バクタプル王と同盟関係を結ぶ〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.494〕。
こうした周到な布石を打った後、1744年、二度目のヌワコート攻略を行う。バクタプルが動かなかったため、今度は勝利、チベット交易の要衝を押さえる〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.495〕。カトマンズ盆地を囲む要衝を次々押さえる。
1760年、クティ峠を占拠し、カトマンズ盆地とチベットとの交易を遮断する〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.495〕。1766年キルティプルを征服〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.495〕。
1768年9月、カトマンズを征服〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.497〕。ネパールとして即位し、カトマンズを首都にネパール王国を創始した〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.498〕。
カトマンズ王ジャヤプラカーシャ・マッラパタンに逃亡、さらにパタン王テージャナラシンハ・マッラとともにバクタプルラナジット・マッラに庇護を求める〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.498〕。同年10月、パタンを征服〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.497〕。
1769年11月、バクタプルが陥落し、マッラ朝は完全に終焉〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.498〕。カトマンズ盆地を完全に手中におさめた。こうしてネパール王国の基礎を確立した後、プリトビ・ナラヤンは東方への野心を抱く〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.498〕。
1773年チャウダンディー・セーナ王国を、続いて1774年ビジャイプル・セーナ王国を併合〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.499〕。シッキム王国まで征服しようとした〔佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.499〕。
1775年1月11日、52歳で死去〔Nepal 5 〕。彼の創始したネパール王国の領土は現在のネパールの1/3以上に達していた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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